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SAGAスマート・ラーニング

鳥栖商業高校では佐賀県教育委員会からの指定を受け、「唯一無二の誇り高き学校づくりプロジェクト」の一環である【SAGAスマート・ラーニング事業】に取り組んでいます。

 

 取組内容は県のホームページまたは本校インスタグラムををご覧ください。

 ●佐賀県ホームページ

  https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/list05639.html

 

 ●本校インスタグラム(本事業の内容だけでなく、日々の学校生活の内容も含まれます。)

  

 

事業計画は以下のとおりです。

 

令和5年度【SAGAスマート・ラーニング(SSL)】(佐賀県立鳥栖商業高等学校)事業計画

 

1 取組テーマ

 「鳥栖商カラフルクローバープロジェクト」

   ~専門分野を生かした「課題研究」の取組 と 全校的な情報発信への転換~

 

2 現在の学校としての課題及び事業目標

<学校としての課題>

 本校生徒は素直で落ち着いており、資格取得などには積極的に取り組む生徒が多い。一方で、表現力を高めるための活動や、校外まで範囲を広げる学習活動においては、積極性が見えない部分がある。
 また、内部要因(魅力不足・PR不足)や外部要因(少子化・福岡県私学の影響)などにより志願倍率が低迷しており、令和4年度はやや改善したものの目標値の1.1倍に達していない。

 

<目標>

今年度の重点目標の一つである「商業教育のトップランナーとして地域に貢献できる人材育成を図る」の詳細目標と、県共通成果指標より以下を成果指標とする。
①地域活動を活性化させるとともに、地域産業を支える人材の育成を図る。
→ 「地域課題の解決に向け、主体的に取り組んでいる」と答える生徒(3年生)70%以上
②学科を越えて他校とも協働できる新たな生徒育成について模索する。
→ 課題研究において学科を越えたチームの結成50%以上
③学校の情報発信など広報活動に努め、保護者との連携を密にし、開かれた学校づくりを目指す。
→ 「インスタグラムやホームページ等で本校の魅力を情報発信している。」と答える保護者90%以上
④県共通成果指標
→ 「自分の学校を中学生に勧めることができる」生徒78%以上、教職員85%以上

 

3 令和5年度の実施計画

(1)年間計画

  【 4月】今年度の実践に向けた準備
  【 5月】学校魅力強化委員会①(今年度の実践内容の確認)
       生徒会広報委員会(前期)
  【 7月】課題研究中間発表①
  【10月】地域ビジネスについての講話(1年生)
       生徒会広報委員会(後期)
  【12月】課題研究中間発表②
       学校魅力強化委員会②(経過報告)
  【11月】実践報告書の作成
  【 2月】課題研究発表会
       学校魅力強化委員会③(実践報告)
  【随 時】
   市内小中学校でのプログラミング教室
   課題研究の授業における地元企業との商品開発、イベント企画、販売実習
   鳥栖市役所出前講座等を活用した講演
   SNS活用に関する職員への講義
   各種発表会の事前視察、商品開発に関する講義(2年生)

 

(2)取組の内容

 

主に、『専門分野を生かした「課題研究」の取組』により、表現力・課題解決力・行動力を育成し、目標①~③の達成を目指す。
また、『全校的な情報発信の推進』により、表現力・情報発信力の育成を目指し、目標④の達成を目指す。全体的な取組により目標⑤の達成を目指す。

○専門分野を生かした「課題研究」の取組
「課題研究」では、3年生が自ら研究テーマを決め、問いを立て、さまざまな研究手法やツールを用いて、答えの用意されていない課題に取り組む。
本校は商業高校であるため、原則「商業」に関係するテーマとし、また、地域経済の一員として活躍することを想定して「地域」を内容に入れることとしている。「地域×商業」が生徒全員の共通テーマである。
また、本校には商業科ビジネスコース・商業科会計コース・流通経済科・情報管理科の4つの学科・コースがある。課題研究は全クラス同時展開としており、研究グループはできるだけ学科・コースの枠を越えて作るよう促している。これは、それぞれの学科・コースの専門分野を生かして一つの課題に取り組ませことで、長期的な「知識構成型ジグソー法」になることをイメージしている。2年間の学科・コースでの学習活動を「エキスパート活動」、3年生の課題研究を「ジグソー活動」と捉えている。
流通経済科独自の取組として「クローバープロジェクト」がある。これは鳥栖市にある鳥栖ジャンクションが四葉のクローバー型であることと、鳥栖市およびその周辺が幸せを呼ぶ街であることをブランディングするという活動目的から名付けられている。流通経済科だけでなく、4つの学科・コースの専門的知見を結集した協働学習を目指すことから、全校的な取組を「鳥栖商カラフルクローバープロジェクト」と題した活動を展開している
なお、初年度の反省として「カラフルの根拠である専門性を生かした活動、チーム作りが不十分である。」とあったことから、今年度は「各学科・コースで学んだことを研究に生かす。」を共通テーマとして追加し、専門性の充実を図る。

 

鳥栖商カラフルクローバープロジェクトのイメージ

 

 

○「課題研究」の概要

3単位(うち2時間は連続)

全学科・コース同時展開

個人またはグループ(4人程度)での活動 できるだけ学科・コースをまたいだグループ編成とする

日誌の記入、提出

各種コンテスト(生徒商研大会、ICT利活用プレゼン大会、佐賀さいこう企画甲子園 等)

学期ごとに中間発表(全員)の実施、3学期に課題研究発表会(代表者)実施

最終レポート提出

 

○分野一覧

分野名

内容

調査研究

(地域探究系)

地域貢献に関する調査研究

(地域が抱える課題の解決策、まちづくりに関する提案、鳥栖市の出前講座等の活用)

調査研究

(マーケティング系)

商品やサービスに関する研究、イベント企画、販売促進等に関する研究

販売実習の企画・実施

商品企画・開発

商品開発や商品企画の提案、コラボ商品の開発等

クローバー

プロジェクト

クローバープロジェクトの実施

流通経済科中心

情報マルチメディア

ICTを活用した作品制作

プログラミング教室の企画・運営

保育

保育に関する調査研究

英語(外国語)

語学力を高めるための活動

 

 

○全校的な情報発信への転換

学校の魅力を高めることも重要である一方、その魅力を効果的に発信することが必要だと考える。前年度、広報委員を新設し、学校インスタグラムを開設したことで広報への意識が向上した。

今年度は、研修会を開催するなどして、コンテンツの質の向上を目指す。

 

4 学校魅力強化委員会の構成

 ○校外委員

  ・地元企業様より1名

  ・佐賀県行政職員より1名  

  ・卒業生1名

 ○校内委員

 ・教頭

 ・事務長

 ・商業科主任

 ・流通経済科主任

 ・情報管理科主任 兼 広報企画担当


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