学校長あいさつ

令和5年度も合言葉はつなぐ

  キーワードは、『やさしさいっぱい                   

   鳥栖小学校2年目となりました校長の古賀康弘と申します。

今年度で148年目を迎えた伝統ある鳥栖小学校の子供たちのために微力ながら力を尽くす覚悟です。

保護者の皆様,地域の皆様,昨年度同様,ご支援の程,よろしくお願いします。

   3年間苦しんだ、新型コロナウイルス感染症にようやく収束の兆しが見えてきました。来る4月12日(水)の入学式では、4年ぶりに6年生を全員会場に入れて希望に満ちた98名の新入生を迎えることができます。大変嬉しく思います。

   さて、令和5年度も引き続き学校運営の合言葉は『つなぐ』(手と手をつなぎ、心をつなぎ、みんなで助け合う、みんなの笑顔のために)です。鳥栖小の目指す子供像は、伝統ある『やさしさいっぱい、元気いっぱい、やる気いっぱい』の子供たちです。その中でも、今年度は、『やさしさ(優しさ)いっぱい』に重点を置きたいと考えています。みんなで、やさしさいっぱいの環境や人間関係が構築できれば、きっと子供たちの「元気いっぱい」や「やる気いっぱい」にもつながっていくと思います。

「優」という文字は、人偏に「憂い」(うれい)と書きます。「憂い」とは、嘆き、悲しみ、悩み等という意味です。「優」は、この嘆き、悲しみ、悩んでいる人に、「人」という字が「寄り添って」できています。コロナ禍で我慢を強いられ、辛い思いや、悔しい思いをしたことも多かったこの3年間でしたが、みんなで心をつないで助け合い、様々な苦難を乗り越えてきた鳥栖っ子たち。今でも「人、もの、こと」に対して大変やさしい子供たちですが、更にやさしさの高みを目指してほしいと願っています。

   総勢649名の子供たちと68名の教職員、保護者の皆様、それから日々子供たちを見守っていただいている地域の方々と手と手をつなぎ、心をつなぎ、助け合いながら、『やさしさいっぱい』の鳥栖小学校を創っていければと思います。 

保護者の皆様,地域の皆様も『つなぐ』を合言葉として,ご協力・ご支援いただければ幸いです。よろしくお願いします。

 

 

令和5年4月7日    鳥栖小学校  校長 古賀康弘

 

 

 

*** 地域紹介 ***********************************************

 本校校区は鳥栖市の市街地にあり,鳥栖駅周辺の大型商業施設やサガン鳥栖のホームスタジアムは,試合当日には非常に多

くの人々で活況を呈します。今年度は、久光スプリングスも本拠地を鳥栖に構え、サロンパスアリーナが校区内に完成しました。ますます、プロスポーツの盛んな街となりました。 

 一方,各学校の周りには歴史ある家並みや商店街が佇み,落ち着いた,歴史と伝統を感じさせる地域でもあります。

またPTAや地域の方の教育に対する関心が高く,児童・生徒の見守り活動には,毎朝たくさんの方に立っていただいたり,

参観日や学校行事・PTA行事には大変多くの参加を賜ったりと,学校教育への期待の高さがうかがえる校区です。

 また,本校は1993年公開の映画『月光の夏』の舞台になった学校であり,特攻隊員が弾いたピアノ「フッペル」は,本校

体育館にあったものです。

(現在はサンメッセ鳥栖に保存してあります。)

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