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学校長挨拶

学校長挨拶

 

本校は、昭和52年の開校以来「自律」の精神を校訓に掲げ、地域と共にある高校として、新しい教育に挑戦し続けている唯一無二の学校です。

 

 平成23年度より、多様な学びができる高等学校として特色ある生徒達に対応する取り組みを開始し、平成30年度からは全国に先駆け、通級による指導を導入いたしました。令和4年度からはSAGAコラボレーション・スクールの重点校として、学校運営協議会を設置し、地域の方々と共に学校を運営することとしました。現在は、たくさんの地域の方々と協働しながら、体験活動や学校行事等に取り組んでいます。

 

社会が予測不能な変化をする中で、人々の価値観が多様化し、子供たちには、答えのない課題に立ち向かうための「志」と、それを解決していく「力」が求められています。様々な経験を通し、失敗することこそ「真の学び」であり、子供たちの権利です。その中で、主体的に行動し責任を持つ「真の学力」を身に着けることができるのではないでしょうか。

 

県境にある小規模な学校ではありますが、一人ひとりの生徒に寄り添った先生方の熱心なサポートと豊かな自然に育まれた「豊足(ゆたたり)の里」太良の地で、未来を担う子供たちがたくましく成長していくことを願っています。

 

2024年、「月の引力が見える町」太良町では、SAGA2024国スポ・全障スポのソフトボール競技、デモンストレーションのマリンスポーツが開催されます。50年に一度の貴重な機会に私達は地域と協働しながら子供たちの学びを深めて参ります。

 

佐賀県立太良高等学校長 緒方 康二


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