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職員の校内授業研修を行っています(No.61)
入力日
2019年12月12日
内容
本校では現在、2学期中間テストが終わった10月21日(月)から、12月23日(月)までの約2ヶ月の予定で、校内研修を行っています。
2年後の2021年には、中学校で新しい学習指導要領が完全施行されます。柱の一つは「主体的・対話的で深い学び」です。それを実現するための視点・手法として「アクティブ・ラーニング」を重要視しています。今回の校内研修もこの点に重点をおき、教員間で公開授業を行い、指導力向上を図っています。
「トピックス」では、生徒たちの様子も含めて、定期的に公開授業の様子を掲載していきます。
今回は、山口(理科)、内山(数学)、前田(社会)の三名の公開授業を紹介します。
山口の公開授業は、テストの返却の時間をどうすれば「主体的・対話的で深い学び」につなげることができるか、という点に心がくだかれたものでした。返却→グループで間違えた点の教え合い→確認テスト、という流れで行われた本授業は、淡々と進む教え込みの授業ではなく、今の自分たちがどんなことを分かっていなければならないのか、どんなことをわかっていないのかを、友人との対話の中で気づき、意識づける取り組みとなっていました。
内山の公開授業は、数学は教室で行われるもの、という固定概念をひっくり返すもので、授業の場所は武道場。「合同な図形を活用して、測量について学ぶ」を目標に、実際に体を動かし、直接測ることが難しい川幅を、三角形の合同を使いながら測っていました。活動を通して、数学の有用性を生徒に伝える授業になったのではないでしょうか。
前田の公開授業は、人間の無知による偏見に気づかせるような授業でした。生徒たちは、何気ないポスターの中に、見方によっては人を傷つける可能性がある表現が、たくさん含まれていることを話し合いの中で発見していきました。社会の授業でありながらも、表現を精緻に見つめて、様々な人々の立場に立たせるような教科横断的な授業でした。
↑ 理科の教え合いの様子 ↑ 理科の確認テスト後の様子
↑ 数学の測量の様子 ↑ 数学のまとめの様子
↑ 社会の前時の復習の様子 ↑ 社会の話し合いの様子
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