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- 職員の校内授業研修を行っています。(No.71)
職員の校内授業研修を行っています。(No.71)
入力日
2019年12月12日
内容
現在、本校では校内研修を行っています。「主体的・対話的で深い学び」を重点に置き、教員間で公開授業を行い、指導力向上を図っています。「トピックス」では、生徒たちの様子も含めて、定期的に公開授業の様子を掲載していきます。
今回は、川原(社会)、植松・筒井・トーマス(英語)、松本(国語)の公開授業を紹介します。
川原の授業は、電子黒板を多用した視覚を刺激する授業でした。画像や図を参照しながら、脳にイメージとして残そうとする工夫がみられました。また、教科書に載っている「知識」を教え込むのではなく、「イマ」なぜそうなっているのか、「カコ」なにがあったからなのか、順序よく説明され、「知識」がほかの「知識」へと紐付けされていく授業になっていたのではないでしょうか。
植松・筒井・トーマスの授業は、教室ではなく外で行われました。英語だけを使って道案内をするアクティビティで、道案内される人は目隠しをするという工夫がなされていました。視覚情報をカットすることで、「言語」による情報の伝達をより意識させるものです。このような授業は、生徒たちの「もっと単語を知りたい」「もっとよりよく伝えなければ手助けできない」といった欲求が刺激され、学習意欲の向上へつながることでしょう。
松本の授業では、「少年の日の思いで」(ヘルマン・ヘッセ作)を扱いました。読解の際に表現一つひとつに「ひっかかって読む」ことを大切にし、哲学=考えることの中核ともいえる「発見(驚き)」「問い」「対話」といった、文学をきっかけに思考する手立てを身につけていく授業が試みられました。大切なのは「主題を読み解くために問いをたてる」という本時の目標の部分で、考えねばならぬことに向き合うときにわれわれはどうすればいいのか、という、まさに「生きる力」の育成が目指されていたのではないでしょうか。
↑ 社会の授業の様子① ↑ 社会の授業の様子②
↑ 英語の授業の様子① ↑ 英語の授業の様子②
↑ 国語の授業の様子① ↑ 国語の授業の様子②
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