教育方針
長期経営計画
(1)学校教育目標
高い志と未来を切り拓く力をもち、地域や国際社会の発展に貢献できる、人間性豊かな人材を育成する。
(2)現状と課題
ア 併設型中高一貫教育校として設立後17年が経過し、学習面、部活動面、生徒指導面では一定の成果が得られている。た
だ学力向上については、学校として安定したより良い結果を残せる指導法確立に努める。
イ 中学校と高校それぞれが独立した校地と施設設備を有しているため、生徒は伸び伸びと学び、特に3年生はリーダー性を
発揮し伸ばすことができている。今後も中高別校地を前提としつつ、中高一貫教育のメリットを享受できる方法を研究する必要がある。
ウ 学習指導要領で求められている「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力など」「学びに向かう力、人間性など」の3
つの柱からなる「資質・能力」を総合的にバランスよく育み、学校教育目標の達成に向けた教育課程の向上を図る。
エ 生徒の多様化に対応するきめ細かな学習指導や、地域社会との連携を深めることで、生徒の社会性・社交性を育てる必要
がある。
(3)目標達成のための学校経営ビジョン
併設型中高一貫教育校として、武雄高校との密接な連携を図りながら、高い志をもち、自ら考え判断し、行動できる生徒
を育成する中で、自ら学びへと向かう姿勢を育成する。
安全・安心の学校環境づくりを進めると同時に、生徒の成長が見込めるであろうと予想できることを積極的に進める。こ
のことを達成するため、以下の5点について重点的に取り組む。
ア 自他の存在を尊重することを基本とした指導を行い、将来、社会人として正しい行動ができる資質を養う。
イ 高い志を持てるよう様々な学びの機会を設定し、その中で多様な人と協働しながら自ら考え判断し行動できる資質を
育みながら学びへの意欲を刺激し、高い学力を育てる。
ウ 中高6年間の一貫した方針の下、中高一貫教育の更なる充実・発展に努める。
エ 学習指導をはじめとした学校教育活動全体の運営について改善と工夫を重ねながら、効率的、効果的な学習指導、生
徒指導、部活動指導に努める。
オ 生徒・保護者・地域住民との良好な関係構築を土台に、信頼される学校づくりに努める。
学校運営計画
本年度の教育目標
地域や国際社会の発展に貢献しようとする高い志をもち、自ら考え判断し行動できる資質を持つ生徒を育成する。
ア 学力向上と進路支援
イ 生徒指導の充実
ウ 中高交流の促進
エ 保護者・地域との連携
オ 教職員間の組織力の向上、迅速・誠実・的確な問題解決、効果的な働き方の実践及び法令順守意識の徹底を進める