衝撃でした!
入力日
2025年1月30日
内容
表題は昨日の講演会後のある本校職員の感想です。
昨日は城北中校区研修会でした。講師は東明館中・高の理事長・校長の神野元基先生です。神野先生はシリコンバレーで起業経験後、日本で学習塾を設立。2015年に人工知能型教材を開発、2016年には日経コンピューター「ミライITアワード2016教育部門にてグランプリを受賞されています。その実績が認められ、中央教育審議会臨時委員(文科省)、産業構造審議会委員(経済産業省)、宮崎市教育CIOなどを務められ、2022年から東明館中・高の理事長・校長に就任され、2024年からは佐賀市教育ビジョン策定アドバイザーに就任されています。
これからの人工知能時代を生き抜く子ども達を育てるために、これからの学校教育はどのようにあるべきかを日本教育の歴史、世界との比較、東明館の改革を基にご講話をいただきました。日本の教育がこのままではもたないことが統計に表れていること、これからの社会の変化に取り残されないために育成すべき「主体性」とは何か、「自分で決める」ことと民主主義の関連性、それらを受けた学校教育の在り方など、これまでの教育観をガラリと転換させなければ理解が難しい内容でした。
80分のご講話がアッという間で研修会終了後も多くの先生方が神野先生の周りに集まり、次から次に質問が続きました。その答えに驚きつつもそのやり取りを見ていて先生方の素直な受け止め方や能動的な学び方に感動をしました。「城北校区小中学校は時代に取り残されることなく、自分たちで思考しながら、これからの教育を創っていける」と確信しました。
一度の講話で理解できるものではありませんし、本校ならではの改革、それに向けた段取りも必要です。ただ、最も重要な職員の「課題意識」は、一人一人の職員に芽吹いたと感じています。
この研修のために、時間割を変更させていただきました。保護者の皆様のご理解とご協力に応える時間となったことをご報告すると共に、厚くお礼を申しあげます。
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