例えごくごく一部であっても・・・。
入力日
2024年11月11日
内容
11月8日(金)に佐賀広域消防局から消防士さん3名をお迎えして「地震・火災避難訓練」を行いました。
ほとんどの子ども達が放送だけで整然と運動場に避難することができました。さらに、避難後の消防士さんからの話も集中して静かに聞くことができました。避難にかかった時間は4分40秒。この時間は速ければ良いというのではなく、けがや混乱なく避難することが目標ですから、消防士さんには「とても良い避難でした」とお褒めの言葉をいただきました。
しかし、残念なことに、ごくごく一部の子どもに真剣さが足りませんでした。友達同士でニヤニヤとしたり、さっと並ばなかったり…。担任の先生から注意を受けている子どももいました。
本校のような大規模校で怖いのは、パニックです。一部が慌てて逆走したり、大声を出してしまったりすると、秩序が崩れ、とたんに不安や混乱が広がってしまいます。これだけ大きな集団にひとたびパニックが起きてしまうと収集は難しく、多大な被害を生んでしまいかねないのです。
そこで、一人一人が自分に起こりうることとしてイメージしながら避難をすることがどれだけ大事かについて、厳しく話をしました。そのごくごく一部の子ども達に欠けていたのは、当事者意識であり、「もしもの時には・・・」といった想像力だと思います。その点について「ほとんどの子どもができていても、このままでは犠牲者が出かねない」と厳しい表情で語りました。「今日の校長先生は怖いな」と思った子どももいたかもしれません。
該当の子どもには担任からも重ねて指導をしています。
学校が安心・安全であること。基本中の基本。大前提です。
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