学校紹介
小中一貫校思斉館小学部は、長い歴史と伝統を誇る学校です。今から226年前の天明4年(1784年)に第11代領主村田政致公により現在の小路に創設された学問所「思齊學館」に始まり、以後100年にわたり久保田町の文化の源泉として営まれてきています。
その後、明治10年に思斉小学校と改称され、昭和2年には横江の分校も廃止され、当時、村の中央であった現在の思斉小学校の地に設立されています。
昭和22年に、新しい学制のもと久保田村立思斉小学校と改称され、この年に思斉中学校が小学校に隣接して設立され、以来、小学校と中学校が併設しながら現在に至っています。
また、本町は、教育に対する熱心な風土にあり、町史では、学問所「思齊學館」において、見賢思斉の教えのもと自ら学ぶ姿勢が極めて重視され、文武兼学の厳しい教育が行われました。後に、久保田の医者として名を馳せ、佐賀の医学界に大きく貢献した江口梅亭や、読売新聞の創設者の一人である本野盛享、水墨画の絵師の高柳快堂、歌人の千葉胤明など数々の優れた人材が輩出されたことを伝えています。
近年、学校におきましては、国や県の研究指定校として先進的な教育研究の成果を発表したり、スポーツにおいては県大会等においてすばらしい成績を収め、また、学習面におきましても数々のコンクール等において入選するなど大きな成果を収めてきています。
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