全校授業研究会②
入力日
2025年9月11日
内容
令和7年9月10日(水)2回目の全校授業研究会を行いました。
この日は、3年1組の国語「心が動いたことを詩で表そう」の授業をもとに、詩を書いた人の気持ちを聞いて、詩で表現されている言葉や書き方を考える場面での「かく」活動の在り方を研究するチャレンジでした。
中学年(3・4年)グループでは、「友達と自分の考えを比べ、自分の考えを表現し、伝えようとする子ども」を目指す児童像に掲げ、それに迫る「かく」活動の具現化に向けて、
①「かく」ことが分かる取組(かき方のモデルの提示、語彙を増やす【教科書「言葉の広場」等の活用、辞書引き】)
②相手意識を育む取組(スピーチタイムタイム、交流タイムの設定)
③スキルタイム・家庭学習の工夫(日記や条件作文)
④唐津の学びスタイル(ラーニングマウンテンを意識した単元構想やタブレット端末の活用)
の4つを軸に研究を進めています。
今日の授業では、「表現を工夫して詩を作ろう」を単元の学習課題にかかげ、教師のモデルを見て表現や書き方の工夫を見つけたり、グループで友達が書いた詩の中の印象的な言葉をクイズにして書き方や言葉のよさを考えたりする活動を通して、学習をすすめました。
全体協議では、低・中・高学年に分かれて意見交流を行い、研究を深めました。交流では、「クイズでの交流はどうだったのか、詩人の思いをとらえるための手立てはどうだったのか?」などについて活発な協議がなされました。また、この日は西部教育事務所の辻指導主事に指導助言をいただき、発達段階を通して身に付けるべき「かく力」をどうとらえるか、どのようなふり返りが有効か、また、今後生成AIをどのように授業に活用していけばよいのか等のアドバイスをいただきました。今回も、大変充実した、実りある授業研究会となりました。
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