全校授業研究会①
入力日
2025年7月10日
内容
令和7年7月9日(水)1回目の全校授業研究会を行いました。
この日は、5年2組の国語「新聞記事のひみつを知ろう!」の授業をもとに、新聞記事の内容や写真に合う見出しを自分なりに考える場面での「かく」活動の在り方を研究するチャレンジでした。
高学年(5・6年)グループでは、「他者との考えを比較し自分の考えをより良い表現にする子ども」を目指す児童像に掲げ、それに迫る「かく」活動の具現化に向けて、
①「かく」ことが分かる取組(目的に合った『かき方のモデル』の提示、交流の場の設定、再考の時間の設定)
②相手意識を育む取組(異学年や地域を対象とした活動)
③スキルタイム・家庭学習の充実(条件作文、意見文、視写、なかまカード)
④唐津の学びスタイル~ラーニングマウンテン~を意識した単元構想
の4つを軸に研究を進めています。
今日の授業では、「新聞記事のひみつを知ろう!」を単元の学習課題にかかげ、与えられた新聞記事の内容や写真に合う適切な見出しを、先生のモデルを参考にしながら、見出しの特徴(長すぎない、体言止め、インパクト、記事や写真に合っている)を踏まえて、自分なりの見出しを考えていました。また、書いたメモはタブレットで写真を撮り、「オクリンク」のアプリで互いに共有し、紹介し合いました。
また、この日は、本校の研究3年目の節目として、第五中学校区の先生方をお誘いする形での「拡大授業研」としました。第五中学校から2名、外町小学校から3名の先生方にご参会いただき、共に本校の研究をご共有いただき、実践を広げることができました。
全体協議では、低・中・高学年に分かれて意見交流を行い、研究を深めました。交流では、「記事の内容は適切であったか、モデルの提示は適切だったか、見出しの特徴を児童が捉えられていたか、交流や再考の設定は適切だったか」などについて活発な協議がなされました。また、この日は西部教育事務所の辻指導主事に指導助言をいただき、私たちの研究実践に価値づけをしていただくとともに、明日からの授業に使えそうな具体的なアドバイスをいただきました。今回も、大変充実した、実りある授業研究会となりました。
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