3学期始業式
入力日
2026年1月8日
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3学期が始まりました。3学期も引き続き、学校教育目標 「ハート・パワー・チャレンジ~わたしらしくあなたらしく~」の達成に向けて、「なりたい自分を見つけよう」「なりたい自分に変わろう」を合言葉に、「切磋琢磨」していくよう、児童に呼びかけています。
「ポジティブに柔らかく」は私(校長)のモットーですが、この言葉には「なりたい自分に変わる」ためのヒントがあるように思います。そこで、3学期の始業式では、「考え方や気の持ちようで、人生は豊かになるし、幸せの感じ方も違う」ことをテーマにした、「3人のレンガ職人の話」をしました。
中世のとあるヨーロッパの町。旅人が町を歩いていると、汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積みを繰り返している三人のレンガ職人に出会いました。そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。すると、その三人のレンガ職人は次のように答えました。
一人目は、「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ。」と。
二人目は、「レンガを積んで“壁”を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金(カネ)が良いからやっているのさ。」と。
三人目は、「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ。」と。
三人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事は同じです。しかし、“動機”がまったく違います。働く意識、目的意識が全く違うのです。
一人目は、希望・夢・志などの使命感はまったくありません。ただ言われたからやる。言われなければやらない。ただ“レンガ”しか見ていません。作業としての仕事、労役としか感じていません。
二人目は“お金を稼ぐため”に否応なしに働いている。“壁”しか見えていません。「もっとお金になる仕事はないか」と頭の中はそれしかないでしょう。
三人目は、「後世に残る歴史的事業に参加して町中の人を笑顔にするため」という志を抱き、明確な目的意識を持って働いています。百年以上先に完成する“大聖堂”建設のため、仕事を“使命”と感じています。
さて、三人の十年後です。
一人目は、十年前と同じように文句をいいながらレンガを積んでいました。二人目は、レンガ積よりお金の良い仕事に就きましたが、危険を伴う教会の屋根の上で仕事をしていました。三人目は、建築現場の施工管理者として施工を任されるようになり、のちに出来上がった大聖堂には彼の名前が付けられたということです。
生活の話では、冬休みのふりかえりと、1月の生活目標「あいさつ、へんじをしよう」についてのお話がありました。
3学期も、実りのある学期になりますように!

