全校朝会(10月)
入力日
2024年10月3日
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令和6年10月3日(木)全校朝会を行いました。校長からは、「SOSの出し方」についてのお話をしました。文科省では、「子供が、現在起きている危機的状況、又は今後起こり得る危機的状況に対応するために、適切な援助希求行動(身近にいる信頼できる大人にSOSを出す)ができるようにすること、及び身近にいる大人がそれを受け止め、支援ができるようにすること」を目的として、SOSの出し方教育を推奨しています。(以下、校長講話)
産まれたばかりの赤ちゃんは、話すことはできません。けれども、一生懸命泣くことで、自分の要求を伝えようとします。人間は生まれながらに、SOSを伝える力をもっているのです。
産まれてきてからこれまで、自分なりにがんばって生きてきた皆さんは、一人一人がとても大切な存在です。最近、あなたに不安や悩みはありませんか?不安や悩みには、様々な原因があります。勉強、顔や体形、友達、いじめ、家族・・・・・。
今の自分に自信がもてなかったり、眠れない、イライラしたりすることがあるならば、それはあなたの心のSOSかもしれません。そんな時は、迷惑にならないところで大声でさけんだり、思い切り歌ったり、せんべいをバリバリ食べたり、氷を握りしめる方法などもあります。でも、自分だけではどうにもできないときには、身近な大人に話してみませんか?家族や、担任の先生、ほかの先生、保健室の先生、地域の方、スクールカウンセラーの先生・・・。あなたが相談しやすいと思う人に話してみましょう。
「自分で何でもできる力」を身に付けていくことは、とても大切です。でも、「人にたよれる力」が必要なときもあります。この2つは、一見、逆のことのようでも実はそうではありません。なぜなら、この2つの力は、どちらも「自分を大切にすること」につながるからです。
校長講話の後は、生活の話がありました。9月の生活目標「あいさつをしよう」のふりかえりのあと、10月の生活目標「ものを大切にしよう」の確認をしました。学校では、毎日、落とし物が届きます。自分の持ち物にはしっかり名前を書いて、大切にしましょう。
また、最後に、理科作品展の表彰を行いました。入賞された皆さん、おめでとうございます。