学校長あいさつ

 

学校長あいさつ

 

 今年度、鳥栖市立鳥栖中学校から赴任しました校長の岡 英俊(おか ひでとし)です。

 4月1日、素敵な桜並木の道を抜け脊振中へ、感動いたしました。また、木で作られた校舎の独特の雰囲気も感慨深いものがございます。

 

 本校は、脊振山(標高1,055m)のふもと、神埼市の北部に位置する脊振町にあります。各学年1クラスずつ全校生徒24名(令和8年4月1日現在)の小規模校です。豊かな自然に恵まれ、今年で創立80年目を迎える伝統ある学校です。脊振では、「子どもは地域の宝」として、保護者、育友会や地域の方の温かいまなざしに見守られています。

 校舎は平成元年度に旧脊振村制100周年記念事業の一環として、地元脊振産の杉と檜で建てられました。ランチルームにある丸太柱は、樹齢360年の天然杉です。床や階段、机・椅子にいたるまで、全て地元産の木材でできています。脊振が古から林業で栄えた町の証であるとも言えます。元号が令和と改まり8年目となりますが、建造38年目の今日も、校舎は木の香りと温もりに包まれています。

 生徒玄関には、「樹人舎」(じゅじんしゃ)という額が飾られています。これは、郷土の先覚者である徳川権七(ごんしち)氏が、脊振の教育の発展を期して、脊振中学校を「樹人舎」と名づけられたもので、今に受け継がれています。この樹人舎は、中国の古典である「管子」の次の一節を由来としています。

 

一年の計は穀を樹うるにあり

十年の計は木を樹うるにあり

百年の計は人を樹うるにあり

 

 「樹人舎」には、「脊振から世界を動かす人材を生み出したい」という強い願いや期待が込められています。

 本校は、「和気」「立志」「報恩」を校訓としており、校風や日々の学校生活のよりどころとなっています。

 

【和気】 人と人の間の睦まじい雰囲気、思いやりの精神

【立志】 目標を決めて、それを成し遂げようと決意すること

【報恩】 人から受けた恩に報いること

 

 全国的な少子化の中、脊振でも小中学校とも児童生徒数が減少傾向にありますが、ともに小中連携教育を推進し、将来にわたって地域や国際社会で活躍できる人材の育成を目標に掲げ、知・徳・体の調和のとれた児童・生徒の育成をめざしています。学校教育目標は、小中とともに「脊振を愛し、進んで学ぶ、たくましい子どもの育成」です。生きる力の礎となる「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を育む活気あふれる学校づくりに努めてまいります。

 今年度は特に「一人一人が大事にされ、笑顔あふれる学校」をめざします。一人一人の思いや考え、存在を大切にし、安心・安全な居場所づくりを行うことで、笑顔を生み出し、明るく寛容な雰囲気の醸成につなげます。

 学校中に笑顔があふれるように、職員一丸となり、「チーム脊振中」で生徒のために頑張っていきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

令  和 8年 4月1日

神埼市立脊振中学校

校  長    岡 英 俊


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