学校長挨拶

           佐賀県立佐賀工業高等学校

           第37代校長 原口 哲哉

 

当校は、1898年(明治31年)に本県初の工業技術者の養成機関「佐賀工業学校」として呱々の声をあげ、今年度で創立125年を迎えます。明治から令和に至るまで、歴史と伝統を繋ぎながらも、時代の変化にしなやかに対応し、地域や産業界の負託に応え得る人材を育成してきました。今般、我が国の“ものづくり”の中核を担う技術者として卒業生の活躍の舞台は、地元はもとより全国及び海外に広がっています。

 

この伝統を継承・発展させるために、令和2年度には、リニューアル佐賀工業高校として、機械科、機械システム科、電気科、電子科、情報システム科、建築科の6学科に改編し、社会情勢や産業構造の変革に応じたものづくり教育を実現できるカリキュラムを編成しました。

 

専門分野の基礎的な知識・技術を学んだり、先端的技術を学んだりする過程では、主体的な学び、協働学習、探究活動を重視しています。また、文武バランスの取れた環境を整えることも大切にしています。

 

このような中で、自ら学び、柔軟な考え方を創造し、行動に繋げていこうとする意志が感じられることを頼もしく思っています。

 

チーム「佐工」として、職員一同、学校関係者の皆様と連携を図りながら、佐賀の歴史に培われたものづくりを受け継ぎ、先端の技術と倫理観をもって未来社会の創造に参画する、あるいは、地域や日本の産業界を牽引する工業技術者の育成に努めてまいります。

 

今後とも、当校教育活動にご支援とご協力をよろしくお願いします。

 

令和5年4月1日  佐賀県立佐賀工業高等学校長 原口 哲哉

 


Page
TOP