はじめに

 

　本校は、昭和２３年に佐賀第一高等学校通信教育部として発足し、昭和３８年、佐賀高等学校の分離によって、佐賀北高等学校通信制となり、今日に至っています。現在、在籍生徒数は約８００名、卒業生徒数は約５，７００名に達しています。

　学科は「普通科」と「被服科」（技能連携教育）があり、『学びたい時に誰でも学べる高校』として毎年約４００名の生徒が学んでおり、年齢層も１５歳から７０歳代にわたり、職業もさまざまです。１９９３（平成５）年度から「単位制」を取り入れており、修業年数は4年が基本ですが、３年で卒業する道も開かれています｡

 

教育方針

 

　自主・自立の校風のもとで高等学校生としての自覚に立ち、自己の置かれた多様な環境条件のもと、困難を克服し学ぶことの喜びを持ち、学習の充実と人格の陶冶を目指し、社会の発展を支える力となるよう、健康で創造性に富んだ人材の育成を図っています。

 

通信制のしくみ

 

　本校の通信教育は、学校教育法に基づく正規の高等学校教育で、県立佐賀北高等学校の卒業証書が与えられます｡職場や家庭の事情、通学上の問題、身体上などの困難な事情のある人でも、通信機関（郵送、放送）などを利用し、月平均３回の登校で高等学校の教育が受けられます｡
　単位制を取り入れたことにより学年の枠がなくなり、７４単位以上修得すれば卒業できるようになりました。本校以外の学校で修得した単位や、高等学校卒業程度認定試験合格科目の一部も卒業に必要な単位として認められます｡
　学習は自学自習が基本で、主として学習報告課題（リポート ）作成、面接指導（スクーリング）およびテストによります。自分で立てた学習計画に基づいて学習を進めていかなくてはなりません。

 

 

 

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