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令和2年度 1学期

『 5・7・5・7・7 』短歌を詠む!

 

6月19日(金)

 

    中学部2年生、国語の授業です。
   「 短歌のリズムで表現しよう 」という単元で、身近な日常生活を題材にして短歌を詠むことに挑戦しました。
    趣味の「 ゲーム 」のこと、「 漫画 」についてなどは、中学生だなぁと感じましたが、

   「 田植え 」!?とは、なかなか地域性や「 トトロ 」の田植え休みのワンシーンを思い出してほっこりしました。
    授業では、ある表現を別の表現に置き換えながら、「 伝える 」ことが大変だったようです。
   生徒たちも、今までの語彙の貯金を引き出しながら、頭をフル回転して思考錯誤!(汗)
   「 いい表現だねぇ 」、「 それ使える!いいよ! 」と激励をうけて、無事完成!
   どれも「 甲乙つけがたし 」、「 いとをかし 」ですね。
   さぁ、どんどん「 言葉 」を増やして、上手な日本語の使い手になりましょう!

 

      

 

      

 

 

 

 

『 ありがとう レインボーツリー 』

 

6月15日(月)

 

    高等部2年生の教室には、ある「 木:ツリー 」があります。

   その名も「 ありがとう レインボー 」とタイトルが銘打ってありました。
   自立活動や、言語などの時間で作成しています。
   学校生活で、「 ありがとう 」・「 おかげて助かった 」・「 あれ、よかった 」など、心に感じたものを

   自分の言葉で文章にしていきます。それを付箋紙に書いて、木に貼っていくという取り組みです。

    ① 周りの人たちに支えてもらいながら生活していることに気づく

    ② 感謝の気持ちを言葉で伝える

   指導者側は、こういった内容を授業の目標にしています。

 

    聴覚障害教育において、「 言葉 」の教育は欠かせません。
   聴覚を活用した「 聴く 」・「 話す 」や「 読む 」・「 書く 」などの獲得を目指し、さまざまな仕掛けを教材内容に

   盛り込んで授業展開をしていきます。
    また「 言葉 」と言っても、「 話し言葉 」と「 書き言葉 」では、使い方や伝えるニュアンスにも違いがあります。
    さらには、主語、述語、動詞、名詞、形容詞、副詞といった、文章を作るための基本的な事項も教える必要もあります。
   「 言葉 」の獲得には、幼少期からの積み重ねが最も重要です。
 
    その「 ありがとうレインボー 」ですが、「 ありがとう 」の付箋紙で、あっという間に生い茂ることとなりました。(^^♪

   その生い茂った付箋紙は、ありがとうの相手に配布されることに。。。

   何気ない行動のつもりが、実は「 ありがとう 」の行動に繋がっていることを認識することができますね。
   言葉の勉強をしながら、感謝の気持ちを伝える。ナイスで一石二鳥な取り組みだなぁと感心しました。
   さすが、担任のミー○”先生。現在、本校で最もエネルギッシュで、ユニークな先生の一人です。(^_-)-☆
   さぁ、次の一手は何でしょう?

 

      

 

 

 

 

『 花いっぱい運動 』 

 

6月11日(木)

 

    中高の生徒で、プランターに花苗を植えました。
   天気は朝からどしゃ降りで、「 今日は無理かなぁ 」と思っていましたが。。。
   6時間目終了後、雨がピタリと止みました。(笑)
    また、作業終了後、また降りだすという、奇跡!!水やりもしなくてOK!!
   「持ってます!」ウチの生徒たち(^^♪「いやーっ 良かったです。」とは保健指導部の野○先生の談話。
   日日草をはじめ、初夏の花たちが児童玄関前に勢ぞろいです。
   「♪麦わらの~ 帽子のき~みが  揺れたマリーゴールドに似~てる♪」
   元気に登校してくる君たちを、教頭先生は毎朝、職員室から見てますよ(^_-)-☆

 

      

 

      

 

 

 

 

『 アジサイ 』の 話

 

6月11日(木)

 

    梅雨に入りました。
   じめじめした季節が嫌いだーーーっ!という人もいるかもしれません。
   でも、「しとしと」と降る雨、「ぽつんぽつん」と屋根から落ちる雨粒。
   日曜日の午前中なんかに、その音を聞きながら、読書するのもいいですね。
   そういうイメージにピッタリなのが、アジサイです。
   今回は、そのアジサイについてのお話。。。

 

    漢字で書けば、「紫陽花」。紫と太陽の花です。
   でも、元来「アジサイ」はおとなしめの部類に入っていました。
   もともと日本固有のアジサイでは、「ガクアジサイ」といいます。
   形は平たく、周囲に花が咲いているように見えます。古くは万葉集にも出てきてます。
   実はその花に見える部分は、「萼(がく)」といい、花を外から支えている部分です。
   そして、中央の粒々が花です。よく見ると「おしべ」も確認できます。
   しかし、あまり華やかではないため、江戸時代には「ユウレイバナ」と呼ばれ、見向きもされなかったとか!?

 

    もう一つは、「ガクアジサイ」。外国で品種改良されたアジサイで、「セイヨウアジサイ」といいます。
   観賞用としてヨーロッパで改良されて、日本に戻ってきました。
   手まりのような形をしていて、見るからに華やかで見栄えがいいですね。
   大正時代に逆輸入されて日本全国に広まっています。
 
    確かに、「セイヨウアジサイ」には、その名の通り華があります。
   そして豪華さはありませんが、「ガクアジサイ」にも、おしとやかで趣深さがありますね。
   形は違ってもどちらも「アジサイ」。令和の時代でも毎年きれいに咲き続けてほしいものです。
   ぜひ、後世に残したい花の一つですね。

 

    <おまけ>
   花の色 → 土壌が酸性であれば「青色」、アルカリ性であれば「赤色」になります。
   色は、いろいろ(色々)違っても、みんないい色(^_-)-☆
   人も花も個性です(笑)

 

     

           「 セイヨウアジサイ 」                 「 ガクアジサイ 」  

 

 

 

 

今年もやったぜ!『 プール掃除 』 

 

月26・27日(火・水)

 

    こんにちは、今年もやってきました!この行事。先週より体調(腰)を整えておりました。
   今年は、感染症予防のため、3・4時間目が小・中学部、5・6時間目が高等部、と学部を分けて

   実施しました。

 

    天候は曇り、昼頃より雨予報!午前中は、過ごしやすい天候もあって?予定以上に頑張りました。

   中学部主事の○村先生は、「目に見えてきれいになっていくことが嬉しかったようです。」と

   目を細めながらコメント。
   午後からは高等部の番だ!と張り切っておりましたが、降雨延期!?チーン(汗)。
   仕切り直しの翌日、残りの仕上げを行いました。昨日とはまた違ういい天気。

   高等部の生徒も中学部に負けじと、せっせと汗をかきかきしながら頑張ってくれました。

 
    2日間にわたるプール掃除でしたが、みんなが周りを見ながら、また自分の役割を考えながら

   動いてましたね。まさに「チームろう学校」。
   みんなの真剣な表情や気配り・心配りを見て、成長を感じたのは私だけではないでしょう!
   最後は、体育科の松○先生が排水管カバーのボルトをしっかり締めて、無事終了。これで、安全です!
   みんなの頑張りのおかげで、ホントにピッカピカになりました。

   写真にビフォーアフターを載せておりますのでどうぞご覧ください。
   

    プールの準備はできました。さぁ、夏さん、いつでもいらっしゃい!

   再来週から元気な声がプールから聞こえてくること間違いなし!

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

      

                  before (+_+)                                                    after (*^^)v

 

 

 

 

『 カタバミ(片喰) 』の うんちく 

 

月11日(月)

 

    「 カタバミ 」、可愛らしく見えるハート形の葉と花ですが、実は強い生命力を持ちます。
   ①球根を持ち、大根のような強力な根を張ることができます。
   ②草刈りをされても、復活できる高い再生能力。
   ③夜になると葉を閉じて、水分の発散を防ぐことで乾燥にも強い。

    漢字では「 片喰 」と書きますが、③の様子で葉が半分なくなった(片方が喰んだ)ように見えることが

   名前の由来のようです。

   ④繁殖力も強く、実が熟すとパンパン。触れるだけで「パーン」とはじけて、種が四方八方に飛び散ります。

    一度根付くと根絶不可能とまで言われ、武家の間では家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎの家紋として

   用いられ、現在も多くの片喰紋が使われています。ちなみに片喰紋は日本五大家紋の一つに数えられますね。

 

   これだけ知っていれば、あなたはもうカタバミ博士です(笑)

   明日からカタバミを見る目が変わりますよ。

    さて、次回のテーマは???

 

      

              「 キ(黄)カタバミ 」                     「 ムラサキ(紫)カタバミ 」

 

      

          「 左:キタカバミ 右:ムラサキカタバミ 」           「 子房(種が入った袋) 」

 

            

 

                         「 いろいろな片喰家紋 」

 

 

 

 

『  ツツジ 』と『 サツキ 』のお話 

 

月17日(金)

 

    花が散り葉桜になりました。今年は暖冬で早く季節が進むと思ってましたが、そうでもなさそうです。

   桜からのバトンタッチ、、、さて、校内では、『 ツツジ 』が準備万端です。
     ①玄関 ②生徒玄関 ③中庭遊具付近など、歩けばどこででも目にすることができます。
     鮮やかな紅色、桃色、そして混じりっけのないきれいな白。 どれも、きれいに咲いています。
     校内で見つけた表示板には『 ヒラドツツジ 』の文字。最もポピュラーな品種です。

 

      また、ツツジと同じ仲間で、『 サツキ 』という花があります。
     こちらは、花や葉っぱも小さいようです。しかし咲いている姿は、小柄ながらも誇らしげ。
     花期が少し遅め(5月~)なのでこれからですね。小型種なので、盆栽にも適しているとか。
    『 みんな違って、みんないい! 』それぞれが個性を発揮して成長しています。

 

      新年度がスタートして、3週目に入りました。

   幼児児童生徒の皆さんも生活のリズムに慣れてきています。
   個性を出して、『 自分らしく !』成長していきましょう。

 

      

 

      

 

    < オマケの話 >
    私は子供のころ、花を見るとすぐに採って口に入れてました。 ギシギシなんかも噛んで帰ってました。
     ここで、注意!!  ツツジの中でも、蜜に毒があるものがあります。
     朱色(オレンジ色)をした『 レンゲツツジ 』という品種です。

   日当たりの良いところに自生していますのでご注意を!

 

 

 

 

 

『  令和2年度 入学式  』

 

月8日(水)

 

    いよいよ令和2年度が始まり、本校でも4月8日(水)に入学式が行われました。
   今年度は幼稚部1名、小学部1名、中学部2名、高等部1名の新入生を迎えました。
   それぞれ学部の代表からお祝いのことばを受け、その後高等部の新入生が誓いのことばを発表しました。
   少し緊張した様子もうかがえましたが、厳粛な中にも温かい雰囲気で新たな学校生活の門出をみんなで祝福しました。
   今年度も新たな「 チーム ろう学校 」として、充実した学校生活を過ごしていきたいと思います。

 

   

 

   


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