学校長あいさつ

 

 

「『夢と感動』がつまった笑顔あふれる魅力ある学校」を目指します

           ↑

  おおいに学び、やさしく、まっすぐ伸びる大山っ子の育成

~ふるさとに誇りをもち、向上心あふれる、笑顔の花咲く大山小学校~

                                                                                                               大山小学校 校長  佐伯 美和

 

 昨年度に引き続き、大山小学校の校長を拝命しました佐伯 美和(さえき・みわ)と申します。

 本校は、「岳の棚田」に代表される田園地帯と風光明媚な黒髪山系・国見山系、有田川に囲まれた自然豊かな環境にあります。校区内には、名水百選、水源の森百選に指定された竜門の清水が流れる竜門峡、満々と水をたたえる有田川、城自体は現存しませんが鎌倉時代に築かれたという唐船城址など、豊かな自然と歴史を感じる名所旧跡が数多く存在します。教育に関しては、伝統的に深い熱意と理解が見られる町で、町行政の面でも教育環境の整備に力が入れられ、内外の施設設備が充実しています。校区民は学校教育に対する協力を惜しまず、社会科の見学や農業実習田畑の貸与等も快く受け入れてくださっています。このように、自然、歴史、産業、文化等の学習素材に恵まれている上、保護者・地域の方々の学校教育活動への協力体制が整っている環境にあります。見守り隊による毎朝の集団登校の引率、地域見学の受け入れ、ゲストティーチャーによる学びの場、焼き物の町、有田町ならではである高等学校の生徒による焼き物制作交流等、人的・物的環境を生かした教育活動の充実のために、強力なご支援とご協力をいただいております。また、今年度は、コミュニティー・スクールの指定を受けて5年目を迎えます。

 3年間のコロナ禍での学校生活が続きましたが、少しずつ、元に戻りつつあります。とはいうものの、予断は許しません。安全第一に、大いに工夫をしながら、子どもたちの二度とないかけがえのない貴重な時間である「今」を大事にした教育活動の展開をしていきたいと考えております。

 大山小学校の学校教育目標は、「『おおいに学び、やさしく、まっすぐ伸びる』大山っ子の育成」です。この目標はすっかり全校児童の合言葉となっており、大山小学校の伝統として確実に受け継がれています。今年度もそれを大切にしながら、進んでいきます。

 今年、校長として目指す学校は、「『夢と感動』がつまった笑顔あふれる魅力ある学校」の創造~繋げよう!~一人ひとりの笑顔の花~です。魅力ある学校とは、「人の心をひきつけ、活力を与える夢と感動がある」学校と考えています。判断基準は「子どもにとってどうか」。そのために、「どう工夫すればよりよい学びになるか」という視点に立ち、みんなで知恵を出し合い、充実した学校生活を保障していきたいと考えています。そして、夢と感動がつまった、その先に咲く笑顔の花でいっぱいの魅力ある学校を創造する中で、わくわくしながら新しいことに出会い、主体的に学び、挑戦し、豊かなコミュニケーション力と人を思いやる優しさをもったたくましい子どもを育てるよう、「チーム大山」一枚岩となって教育活動を充実させていきます。そして、たくさん咲いた笑顔の花を、丁寧に繋いでいきます。

 児童が自らの成長を実感できるように、また、教師が児童の成長の手応えを感じることができるように、さらに、保護者や地域の方が児童の望ましい変容をみることができるように邁進していきます。大山小学校に集う児童、教職員、保護者・家族、地域の皆様にとって、夢と感動がつまった笑顔いっぱいの学校となるように・・・。

 どうか、今年度も、温かいご支援とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

           牧の山(学校の東にそびえる低山)から見た大山小学校  


Page
TOP