平和な世界を願って(平和集会)
入力日
2022年9月2日
内容
8月5日の全校登校日が延期になったため、8月31日に平和集会を行いました。進行してくれたのは運営集会委員会です。全校の子ども達は教室で、まず初めに、戦争や原爆で亡くなった方へ黙祷をしました。
各クラスで黙祷
次に、昭和20年当時、多良小学校の先生をしておられた古賀ツタ子先生が語ってくださる映像をビデオで見ました。先生は当時の子ども達がどのようにして毎日を過ごしていたかを話してくださいました。
その中には、敵の飛行機が飛んで来て防空壕に逃げ込んだ話や、遊び道具がなかったため、お母さんたちが毛糸を使って手製のボールを作ってくださった話もありました。
古賀先生の話を聞く子ども達
戦争が終わったある日、長崎からの転入生が来て、その男の子に「明日から一緒に勉強しようね。」と約束をしたそうです。しかし、次の朝いつもより早く出勤した先生に知らされたのは、今日から来るはずだった男の子が亡くなったということでした。先生は大変ショックを受けられ「その時の悲しみを今でも思い出します。」と言われました。そして、今の子ども達に向かって「決して戦争をしてはいけません」と静かな口調で、しかし強くおっしゃいました。
6年生が本の読み聞かせ
最後に、6年生が1年から5年までのクラスで、平和や戦争に関する本の読み聞かせをしてくれました。どのクラスの子も真剣にお話を聞き、戦争のおそろしさや平和のありがたさを感じた平和集会となりました。
閲覧数
353