食育の授業(1年・4年)
入力日
2023年2月13日
内容
栄養教諭の南川先生が大浦小学校にやってきて、担任の先生と一緒に食育の授業をしてくださいました。いつもは給食の時だけ、訪問指導をしてもらっていますが、今回は1時間使っての指導です。まずは4年生の授業。
朝食を食べているかどうかというアンケートでは、ほとんどの子どもが食べてきているということが分かりました。しかし、・・・
今日の学習は、朝食の内容がポイントとなりました。「元気の出る朝食について考えよう」というめあてです。
では、元気の出る朝食とは・・・南川先生は朝食は体に大切な3つのスイッチを入れる働きがあると説明されました。「あたまスイッチ」「からだスイッチ」「おなかスイッチ」の3つです。
あたまにスイッチを入れる黄色の食べ物(ごはんなどの主食)、からだにスイッチを入れる赤色の食べ物(肉や魚、卵などの副菜)、おなかにスイッチを入れる緑の食べ物(野菜などの副菜や汁物)を朝食でもきちんと食べることが大切ということが分かりました。では、みんなはどんな朝食を食べているのでしょうか。
アンケートでは、一番多いのは「主食のみ」という朝食です。次は「主食+おかず+飲み物」が多く、理想的な献立「主食+おかず+味噌汁」と答えたのはわずかに2名でした。「主食のみ」たとえばおにぎりだけとかパンだけとか食べている子が多いのも問題のようです。
南川先生のお話を聞いて、子ども達は自分たちの朝食の問題点について考えていきました。朝食をしっかり食べるには、早く起きないといけませんし、前の日遅くまで食べていては、お腹がすきません。遅くまでゲームをしたり、スマホを見たりしていないか・・・いろいろな面から自分の生活を見直すことができていました。
育ち盛りの子どもたちです。おうちの方はとても忙しくて大変かと思いますが、3つのスイッチが入るような朝食についてちょっと心がけて用意していただけたら幸いです。次の日、「今朝はどんな朝食でしたか?」という担任の先生の質問に、いろいろな食材を食べたと答えている子もたくさんいて、意識付けができているようです。大人になって自炊するようになっても、このことを心に留めて「元気の出る朝食」をとってほしいです。
1年生のクラスでは、「嫌いな食べ物ワースト3」の発表から授業が始まりました。嫌いな物は、ほとんどが野菜であることが分かりました。南川先生は、「たんけん!たべもののほし」という物語を読み聞かせしながら話を進めていかれました。
1年生は黄色と赤と緑の食べ物を好き嫌いせずに食べることが大事ということを勉強しました。嫌いなものも、がんばって食べてみようという意欲が見られました。
その日の給食は、全員完食!!残さずきれいに食べることができて「ばっちりでした」と担任の先生もにっこり!(^^)!
おうちでも、食べ物のことを話題にしてみてください。おうちでは、わがままが出ているかもしれませんが、学校では、みんながんばって食べていますよ。この授業の後、全員が、毎日、「完食」のシールを貼っているようで、すばらしいです!!これからも、嫌いな食べ物にも挑戦して、元気な子に育ってほしいですね。
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