校長室から
大坪小学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、明治16年に創立し、令和6年度に140周年を迎えた歴史と伝統ある学校です。本校の児童は、学校のシンボルである赤門にちなみ、「赤門健児」と称されていますが、創立以来、学問はもとより、心と体を鍛え上げ、幾多の優秀な人材を輩出してきました。現在の赤門は、創立100周年の記念として改めて建てられたもので、100年の記念誌には、「ここに学ぶ子どもらは、朝にこの門を仰いで一日の学業を始め、夕にはこの門に別れを告げて家路へ向かう。登校の門は、子ども達に学ぶ活力を与え、下校の門は、一日の安らぎをもたらすであろう。大坪の子どもらはこの門に明け、この門に暮れて、日々新たに赤門とともに伸びてゆく。」と記されており、赤門に対する熱い思いを伺うことができます。
また、赤門に続く「まさき道」も学校の宝として、地域の方々に育て上げられ、大切にされてきました。「まさき」は漢字で「柾」や「正木」と書き、本校の子どもたちが正しい道をまっすぐに成長できるようにという願いが込められているそうで、児童の毎日の登下校を優しく温かく見守り、赤門健児を応援してくれています。
このように地域の方々に愛され、熱い思いによって大切に支えられされてきた学校で教育活動に当たることができる喜びをかみしめながら、輝かしい伝統を受け継ぎ、「自分自身の手で未来を切り開き、自分らしい輝きを放てる人材の育成」に邁進したいと考えています。
関係各位におかれましても、より一層のご理解とご協力を賜ることができれば幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
いろとりどりの輝きを放て 赤門健児
伊万里市立大坪小学校 校長 松本 成浩