大川内小学校いじめ防止基本方針

伊万里市いじめ防止基本方針より

 いじめは、子供たちの心身の健全な育成と人格の形成に重大な影響を及ぼす深刻な問題であり、人間形成の根幹にも関わる人権問題として、私たちはいじめ問題の解決に総力を挙げて取り組まなければならない。

学校では、いじめの実態を把握し、いじめの解消を図るために、定期的にアンケートを実施したり、個別面談などを実施したりするなど、これまでも早期発見や早期解決に向けた取組を行っている。このような取組に加えて大切なことは、子供たちの小さな変化にも気付くことのできる教職員の感性である。「見逃しのない観察、手遅れのない対応、心の通った指導」を徹底することが必要である。また、いじめを起こさない土壌づくりも大切である。日頃の学校生活の中で、子供たち一人一人が互いを思いやり、生命や人権を尊重する集団づくりに努めることが求められている。

本市では、いじめ問題の解決は、学校だけで対応するのではなく、子供を取り巻く全ての市民が関わって取り組むべき課題であるとの考えから、平成18年12月に「いじめなし都市宣言」を行った。この宣言により、学校、家庭及び地域が担うべきそれぞれの役割を明確にし、それらが一体となって、いじめのない都市の実現に向けて取り組んできたところである。

この市いじめ防止基本方針は、平成25年6月に成立した「いじめ防止対策推進法」及び平成27年3月に制定した「伊万里市いじめの防止等に関する条例」に基づくとともに、国のいじめ防止基本方針にも沿って策定したものである。また、これまでの「いじめなし都市宣言」の趣旨も踏まえて策定している。 今後は、この基本方針を基本として、市、市教育委員会、学校などの組織体制を整え、いじめ防止等の対策を総合的かつ効果的に推進していく。

  この基本方針を受けて、大川内小学校でも「いじめ防止基本方針」を作成しました。また、12月には学校いじめ対策委員会(外部委員を含めた拡大いじめ防止対策委員会)を開き、方針を説明したところです。

本校において、平成30年度の「いじめ認知件数」は、1件であったことを報告いたします。

今後もいじめを許さない学校づくりや児童への指導を行って参りたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いします。


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