給食週間
入力日
2022年1月27日
内容
今週(1月24日から30日まで)は、全国学校給食週間だそうです。
明治22年に始まった学校給食は戦争の影響で中断され、昭和21年に米国のアジア救済公認団体(LARA)から給食用物資の寄贈を受けて再開。その贈呈式が行われた12月24日を学校給食感謝の日としたそうですが、冬休みと重なるため1月24日から30日の1週間を「学校給食週間」としたということです。
今週、本校では給食が始まったころの献立を再現したり、九州各県の料理を提供したりと、給食週間にちなんだ取組を行っています。
1月26日(水)は「九州味めぐり佐賀県」というテーマで、白石テンペと有田鶏のトマト煮、佐賀サラダ、フルーツヨーグルトという献立でした。
白石テンペは白石町産大豆をゆでテンペ菌で発酵させた健康食品だそうです。
佐賀サラダにはれんこんが、フルーツヨーグルトには佐賀産みかんと小城ようかんが入っていました。ヨーグルトとようかんの組合せは、食べる前はやや違和感を覚えたのですが、食べてみると相性がよくおいしかったです。
手前みそですが、本校の給食は大変おいしく、また、味付けや調理方法、食材の切り方・大きさなど、実に細かいところまで配慮されています。
味付けに関しては、例えば塩気を少なめにするためだけでも、出汁をしっかりとったり、酸味を利かせたり、濃い味付けの料理の付け合わせを工夫してバランスをとったりと、あの手この手の工夫がなされています。
材料の大きさについては、通常は大人から子供まで誰もが食べやすいようやや小さめに切られているのですが、料理によっては満足感が得られるよう、またはしっかり噛んで食べるよう、あえて大きめに切られていることもあります。
きっと栄養教諭の先生や調理員さんは食べる幼児児童生徒を思い描きながら、ああしよう、こうしようと考えを巡らせながら献立を考え、調理してくれているのだろうと思います。
この給食週間を機会に、料理をしてくれる方々をはじめ食材の生産者や流通業者の方々への感謝の気持ちも育んでいけたらと思います。
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