第5回PTA研修会を開催しました
入力日
2026年2月4日
内容
視覚障害当事者の空地多美子様に、視覚以外の感覚(聴覚・嗅覚など)を使って過ごす、日常生活や子育てなどの様々な経験をお話しいただきました。
子どものころにたくさん遊び、いろいろなものを触ったりにおいを嗅いだりした経験が、大人になってからも活かされているとのことでした。「洗剤などは匂いで判別しているが、たまに失敗することも。食器を割ってしまったら片付けないといけない。欠けた面ではないところをそうっと触って探す。」など、大変なことも多いようです。
味の素「音で見るレシピ」という、視覚障害者向けの音声読み上げ機能に特化したレシピがあり、料理の幅が増えたそうです。「以前失敗した天ぷら(衣が全部はがれてしまった)にチャレンジしてみようかな」とおっしゃっていました。
最後に、子どもの「触りたい、体験したい」という気持ちと、そのチャンスを逃さないことが大切とアドバイスをいただきました。



【参加者の感想】
・「秋の空気の中では声も遠くまで聞こえる気がする」と、言われていたのが驚きでした。
・「教科書で学んできたこと、例えば、竪穴式住居、タイタニック号の沈没や傾き具合、彫りが深い人の顔など、自分なりにイメージしていたが、3Dプリンターで作成した模型を触ったとき、ああこういうことだったかと、腑に落ちた。」とおっしゃっていたことが印象的でした。
・「かわいい」の感覚など、人によって感じ方が違うので、伝え方によっては自分だけの感覚だと偏りが出てしまうことがあるので、情報は多い方がよいと思いました。
・「子どもの頃の匂いの体験が、現在の生活のランドマークを決めるのに役立っている。」と言われていたので、匂いに対する経験をたくさん積み重ねることが大切だと感じました。
・視覚以外の感覚について、こと細かく説明していただいて、触ることの重要性を改めて感じることができました。どうしても言葉で教えることが多くなってしまうので、理解スピードを速くするためにも、様々なものに触れる機会を増やしていきたいです。
・「いろいろなことを経験しているつもりだが、一般の人と比べると全然少ない」と、おっしゃっていたのが印象的でした。もっといろいろなことを知りたい!という気持ちが伝わってきました。また、音響式信号のピヨピヨが東西、カッコーが南北の方向を誘導していることを、初めて知りました。
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