熊本大学から教材を寄贈していただきました
入力日
2022年2月14日
内容
1月5日(水)、熊本大学工学部サークル「ソレイユ」の皆様が来校され、3種類の教材を寄贈していただきましたのでご紹介します。どの教材も一つひとつ手作りで視覚障害者が使いやすいような工夫が凝らされ、学生の皆さんの細やかな配慮がうかがえるものばかりでした。
○音声式投球パネル「おしゃべりボールポン」
音を発するボールを壁に設置した3×3の枠の中心に向かって投げると、中心の枠内に当たれば「命中」、その他の枠に当たれば「左の真ん中」などと音声で教えてくれます。
たいへん精巧なセンサーが使われており(枠の前で手をたたくと音の振動で反応します)、時間をかけて調整・設置していただきました。
○学習補助教具「大気くん」
赤の「温」ボタンで気温、青の「湿」ボタンで湿度、黄色の「気」ボタンで気圧を音声で教えてくれます。また、緑の「高」ボタンを、高さを変えて2回押すと、気圧の差を計算して高さの違いを教えてくれます。
○「ふれあいどうぶつしょうぎ」
通常の動物将棋を視覚障害者用に改良されたものです。
ライオン(全方向に動けます。将棋の王将にあたります)、
キリン(前後左右に1マス動けます)、
ゾウ(斜めに1マス動けます)、
ヒヨコ(前に1マス動けます。将棋の歩にあたります。)
矢印と動物を合体させたデザインで、触ってわかるよう立体的になっています。ケースと説明書(ルールブック)付きで3セットいただきました。
教材とともに皆様の暖かいお気持ちも大切にしていきたいと思います。
ありがとうございました。
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