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校長室より 4月号
入力日
2019年8月22日
内容
~ ようこそ 佐賀県立盲学校ホームページへ ~
卯月。満開だった桜の花びらも風に舞い、新緑の葉桜へと変わりました。花壇や街路には色とりどりの花々が咲き、春の彩りを感じる季節になりました。春の到来とともに新しい学年が始まりました。私は、平成31年4月1日付をもって、福田 浩一郎校長 先生の後任として着任いたしました鶴田です。どうぞよろしくお願いします。
本校は、佐賀県内唯一の視覚障害教育の学校として、本年で95年の歴史を刻んでいます。卒業生は、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師として県内外で活躍されている方が多く、自立と社会参加を目指し、確かな学力をつけることが本校の伝統となっています。
去る4月10日には入学式を挙行し、8人の入学生を迎えました。本年度は幼小学部8名、中学部4名、高等部15名の合計27名の児童生徒が同じ学び舎で学んでいます。
これまで本校が一貫して目指してきたものは、「視覚に障害のある幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な支援を行い、自立と社会参加及び心豊かな人格の形成」(学校教育目標)ですが、新学年のスタートにあたり、このことを再確認するとともに、本年度の重点目標を次のように掲げました。
「夢をはぐくみ、未来をひらく盲学校」
1 社会的自立に向けた力の育成
2 研究・研修の充実と、力を引き出す授業の実践
3 視覚障害教育センター的機能の充実と周知学校の在り方として、本校は児童生徒一人一人が抱いている夢を大切に育み、日々の学びや継続的な努力によって夢の実現に近づき、将来や未来を力強く切り開いていく学校でありたいと考えています。また、児童生徒にあっては、自分の夢や希望を大切にし、将来の自立と社会参加に向けて、「生きる力」を着実に身につけてほしいと願っています。
児童生徒一人一人の状況に応じ、自立と社会参加に向けた力を引き出し、心豊かな人格の形成を成し遂げることが本校の使命です。そのためには、教職員が研鑽を積んで専門性を高めることはもちろん、互いに「協働」の意識を持ち、具体的な教育活動を行う中で、一人一人の力が一つの方向に向かうことによって、「より質の高い教育」を実現したいと考えています。また、本校は佐賀県内の視覚障害教育センター的機能を担っており、「目の支援センター ゆうあい」の機能の充実と周知に努めます。本年度は、「夢をはぐくみ、未来をひらく盲学校」を合言葉に、3つの重点目標達成に向かって職員一丸となって取り組んでまいります。最後になりましたが、本校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。このホームページを通して、本校の教育活動の一端を知っていただくとともに、ご意見やご助言等いただければ幸甚に存じます。
佐賀県立盲学校長 鶴田 欽也
教頭 事務長
綾部 京子 徳永 強
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