国スポ・全障スポSAGA2024連動企画③競技紹介~サウンドテーブルテニス~
入力日
2024年3月27日
内容
サウンドテーブルテニスは、視覚に障害のある方でも楽しめるスポーツであり、今年10月に開催される”全国障害者スポーツ大会SAGA2024”の正式競技です。
サウンドテーブルテニス(STT)は、視覚障害者向けのスポーツです。基本的には卓球を基にしていますが、ボールの中に金属の球が4つ入っており、この金属球が音を出すため、選手は打つ音や転がる音を頼りにボールの位置を知ることができます。選手は遮光性のあるアイマスクやアイシェードをつけることで、視覚の程度によるハンデをなくします。そして、ボールの転がる音を感じるため、ラバーの貼られていない専用のラケットでボールを打ち合います。卓球台も専用のもので、一枚の平坦な板で継ぎ目がなく、縁のところに枠(フレーム)が取り付けられています。
審判員の掛け声に合わせて打ち手の選手が合図を出し、それに受け手の選手が返すことで試合が開始されます。打ったボールが相手側のエンドフレームに当たれば打ち手の得点になります。ただし、ボールが卓球台から落ちたり、ネットで跳ね返ったりすると相手側の得点になります。そのほかにも、ボールは必ずネットの下をくぐらなければならない、など様々なルールが規定されています。
本校でも部活動の一つとして取り入れられており、毎年行われる九州地区盲学校体育大会では、他県の選手たちと熱戦を繰り広げています。
部活動の様子を以下に掲載しますので、ご覧ください。
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