ようこそ校長室へ16
入力日
2025年2月10日
内容
2月です。(前回の投稿からなんと3か月以上経ってしまいました。反省しています)
まずは、今年に入ってからのことを紹介します。
3学期の始業式が終わったあと、新年のあいさつに幼稚部のHさんとRさんが来てくれました。冬休みを楽しく過ごしてきた二人は、元気にあいさつをしてくれました。先生方もとてもうれしそうです。どんなお正月を過ごしてきたのかな?
次は、ずいぶんと前の話になりますが、11月に中学部の修学旅行に一緒に行きました。その数日前に中学部2年生のHさんがパンフレットを届けに来てくれました。どんなことがあるのかをカラフルな写真をみながら「とても楽しみですね」と話していました。2泊3日の鹿児島への旅は天気にも恵まれてとても充実したものとなりました。また、Hさんは別の日に授業で作ったポップコーンを届けに来てもくれました。立派なポップコーンでぱくぱくいただきました。
最後に、1月29日(水)に佐賀県国際交流協会理事長をされている黒岩様が、JICAにお勤めの石田由香理さんと石川洸さんと一緒においでになりました。全盲である石田さんはフィリピンやイギリスに行くなど精力的に活動されています。プロフィールを教えていただいたので、おいでになる前に石田さんの著書『〈できること〉の見つけ方』を読ませていただきました。なかなか読書をすることがない私でしたが、もう目の前に映像が次々とあらわれて、あっという間に読み切ってしまいました。そして、私の頭の中がこれまで硬くなっていたこと、もしかして知らず知らずに何かを決めつけていたこと、どこかで区別していたかもしれないことなど考えさせられるばかりでした。この本をぜひたくさんの方に読んでいただきたいと思います。訪問時間は2時間でしたが、児童生徒たちの授業の様子を参観していただいたり、児童生徒や職員と交流していただいたり、もりだくさんのことを行いました。時間に余裕があれば、まだまだ交流してほしいと残念に思ってしまいました。
「石田はいつでも来ます!呼んでください」と石田さんはにこにことおっしゃってくださったので、機会があればぜひぜひと思っています。
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