ようこそ校長室へ10
入力日
2024年2月16日
内容
2月です。あと1か月もすると卒業式になります。本当に3学期はあっという間に過ぎていきそうです。時間の大切さをひしひしと実感する今日この頃です。
ところで、この「ようこそ校長室へ」も今回で10回目。今回は、2組紹介します。
まずは、中学部1年生Hさん。今月22日(金)に開催される「中学部プレゼン発表会」の案内状を届けに来てくれました。丁寧にあいさつをして手渡ししてくれたHさん。今年度、初めて校長室へ入ってきてくれたこともあり、ぜひ校長室探検をしてみてくださいと提案。Hさんもにこにこと探検してくれました。校長室にある大きなテーブル。そこにある何脚もあるイス。校長の机やイスもしっかりと触って、大きさなどを確かめてくれました。
そして、最後はなんと、校長室にあるキーボードのスイッチをいれて、楽しい曲に合わせてリズムよく鍵盤をたたいてくれました。「ミッキーがいいな」ということで、ボタンを探す私と担任。なかなか見当たらず四苦八苦。それでもHさんはにこにことほかの曲を楽しんでくれました。案内状を届けに来てくれただけの時間でしたが、いろんなことを一緒に楽しんでくれたHさんに「ありがとう。また来てくださいね」と声をかけて、お見送りをしました。(今回、初の訪問のHさんだったので、写真を多めに載せました)
次に、小学部6年生Yさん。今回は「第3回校長室の発表会」として、次のことを披露してくれました。
① 今年度の長崎での平和の誓い(工藤さん)
② 戦国武将の生活がわかる「ほととぎすのうた」
③ 佐賀の町名
④ 日本地図の歌(九州編)
⑤ 日本史の年代クイズ
いつも感心するばかりなのですが、今回もどの発表もしっかりとYさんの思いが表現されていて、観客の私たちはうなずくばかりです。平和への誓いは長文でした。工藤さん(80代)の平和への願いをしっかりと自分の中で落とし込んで受け止めていたからこそ、難しい言葉遣いもたくさんあったのですが、私たち聞き手に思いと情景が深く伝わる堂々とした発表でした。「ほととぎすのうた」は、先日行われた百人一首の時の読み手(高等部国語科の先生)に負けないくらいの声量と抑揚のつけ方で抜群でした。この時間は、社会の授業の一環として、教科担当の中村晶弘先生と一緒に来られます。これだけの知識を楽しそうに発表できているYさんをみていると、中村先生との社会の授業が本当に楽しいんだなとほほえましく思えます。この一年のYさんのめざましい成長に胸を打たれる思いです。私自身、社会科が得意ではなかったので、Yさんの発表で毎回知識が増えていってます。「ようこそ校長室へ」もあと何回できるのかなと少し焦りも感じながら、できるだけ、日常の学校の様子をお届けできたらと思っています。
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