中学部校外学習(社会科) 佐賀県立博物館「昔の道具を触って動かしてみよう!」
入力日
2025年12月1日
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学芸員の寺澤さんに、昔の稲作に使った道具を紹介していただきました。
一つ目は、収穫した米などを運ぶ荷車です。最初に柄を持ち上げ重さを体感した後、全体を伝いながら大きさをつかみました。次に、車輪の大きさをイメージした後、実際に触って大きさを確かめたり、木と鉄でできていることを確認したりしました。展示室の中で、荷車を操作し右に回しながら動かしてみました。
二つ目は、水車です。全体を触察した後、踏み車を手で回しました。実際は、竹馬のような棒を使い、一番上まで登って足で踏み回していたそうです。ポンプがない時代は、人力で田に水を引いていたそうです。
三つ目は、唐箕(とうみ)です。風の力でもみ殻やごみを吹き飛ばす道具です。ハンドルを回して作業を体験しました。また、風の吹き出し口に立ち、勢いよく送られてくる風を感じました。
触るだけでなく、実際に操作して道具を知ることができました。道具の大きさや材質、使い方など知ることができる、貴重な機会となりました。

荷車

水車

唐箕(とうみ)

