高等部普通科
高等部普通科
Q1 どんなところ?
高等部本科普通科には二つのクラスがあります。
1.通常の普通科とほとんど同じ内容のクラス
教科・科目や授業時数などは他の普通科の高等学校とほとんど同じです。教科書も通常使われているもの(または、点字になっているもの)を使用します。クラスが少人数なので、生徒一人一人の視覚の状態や理解に応じて、無理のない、細かな指導・学習が行われています。
その他に「自立活動」の時間があります。ここでは、生徒自身が今必要なことやこれから先必要になることを選択して学習していきます。たとえば、点字の学習や本科保健理療科、専攻科理療科に進学するための準備、歩行訓練、日常の生活のためのいろいろな学習などです。最近ではパソコン技術の習得が重要と考える生徒が増えているようです。
2.障害を重複して持つ生徒のためのクラス
視覚障害の他の障害をあわせ持つ生徒のためのクラスです。通常の科目の他に、「作業学習」の時間や「日常生活の指導」「生活単元学習」などの時間があって、社会への参加や自立のために、いろいろな面での学習をしていきます。
Q2 勉強以外はどんなことをするの?
生徒会活動、スポーツ大会、体育祭、文化祭、修学旅行、遠足、部活動など、学校生活の中でたくさんの行事があります。このホームページの「部活動」や「トップニュース」ものぞいてみて下さい。
Q3 卒業したらどうなるの?
高等部普通科を卒業したあとは、様々な進路が考えられます。過去の卒業生の進路を見てみると、本校の保健理療科や専攻科理療科に進学して、その後、治療院や病院に就職したり、開業したりしている先輩方もたくさんいらっしゃいます。その他に、他校の理学療法科や一般の大学へ進学した例もあります。