校長メッセージ

 本地域は、佐賀県の東端に位置し、筑後川を境に大川と隣接しており、町の中央を国道208号線が通り、熊本と福岡を結ぶ要地となっています。中国から不老不死の薬を求めて徐福が訪れた地との伝説があり、旧JR佐賀線跡には徐福ロードが整備され、市民の憩いの場ともなっています。広大な佐賀平野の南東部には筑後川があり、日本最古の昇開橋は夕日に映え、観光スポットにもなっています。
 

 また、三重津海軍所跡が世界文化遺産登録となり、幕末から明治にかけて、わが国の科学の最先端を担っていた地域でもあります。
 

 地域の主な産業は、漁業、農業、家具生産、味の素関連工場となっており、豊かな自然と文化が融合した地域性が感じられます。

 

 今年度より、諸富中学校区3校(諸中、諸北小、諸南小)が地域運営学校(コミュニティースクール)となることを踏まえて、上記のように、令和6年度の学校経営方針を次のように設定しました。

 また、これまでの学校教育目標をベースはそのままに、「めざす生徒像」から視点を明確にし、今年度の学校教育目標を次のようにいたしました。

 キーワードは「夢」「たくましさ」「挑戦」「絆」「伝統」となっております。
 

 学習指導要領には、これからの未来は、将来の変化を予測することが困難な時代になると書かれています。更に、子どもたちには現在と未来に向けて、自らの人生をどのように拓(ひら)いて行くのか、自らの生涯を生きぬく力をどのように培っていくかが問われています。
 

 諸富中の子どもたちには、目の前にどのような困難な壁が立ちはだかっても、常に、「夢」をもち、「たくましく(少々のことではくじけない事)」「挑戦」を続けることができる生徒に育ってほしいと願っています。

 また、郷土や母校の伝統に自覚と誇りをもち、地域の方々や友達と、助け合い、支え合い「絆」を深めながら困難に立ち向かってほしいと願っています。

 

佐賀市立諸富中学校 校長 渕上 純
 

 

 


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