学校長挨拶

学校長挨拶

 

  佐賀県立三養基高等学校のホームページへのアクセスありがとうございます。校長 牟田秀哉です。当校での勤務は2年目となります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

  当校は、大正9年、佐賀県立三養基中学校として創設され、昭和23年には佐賀県立三養基高等学校と改称、そして令和2年に創立100周年を迎えた東部地区随一の伝統校です。この間2万を超える卒業生が巣立ち、県内外の様々な分野で活躍されています。校訓は「質実剛健」― 飾り気なく、まじめで、心身ともに逞しい様子を言います。この校訓のもと、自主自律の精神の涵養をとおして、知・徳・体の調和のとれた教育を目指しています。また、「唯一無二 三養基」のスローガンには、一人一人が自分にとっての唯一無二となるものを見出していこうという気持ちが込められています。

 

  生徒たちは緑あふれる落ち着いたキャンパスで、旧制中学初代校長が植えたユリノキに見守られながら、学業、行事や部活動などに積極的に取り組んでいます。真面目で素直な生徒が多く、教職員のきめ細やかで親身な指導に支えられ、大学進学や部活動等において大きな成果をあげています。

 

  令和4年度には「SAGAスマート・ラーニング」の指定を受け、ボランティア活動等で地域に関わることにより地域連携をさらに強め、地域に根ざした学校としてその魅力を高めることを目指しています。また、令和5年度からは、「帰国・外国人生徒等の教育拠点校」として、多文化共生教育を推進する新たな取り組みがスタートしました。同窓会の皆様の手厚い援助により実施してきた人材育成海外派遣事業は、コロナ禍で中断していましたが、ようやく再開し、今年の夏、オーストラリアに生徒を送る予定です。また、来年度の新入生(現中学3年生)からは、制服を全面リニューアルします。

 

  このように「次の100年」を見据えながらも、次の点は変わらず学校経営の基盤として大切にしていきたいと思います。

・生徒同士が切磋琢磨しながら高めあい、同時にお互いに思いやりの心を持って助け合うこと

・生徒と教職員が深い絆で結ばれ、生徒たちが悩みを抱え、行き詰まりを感じたときに自らの思いを打ち明けられるような雰囲気があること

・家庭と学校が互いに連絡を取り合い、心を一つにして、子どもたちの健やかな成長を促していくこと

 

  当校は創立当初から、PTA、同窓会、そして地域の方々に支えられて、今日に至っております。今後とも、よろしく御支援・御協力賜りますようお願い申し上げます。

                            佐賀県立三養基高等学校 校長 牟田 秀哉


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