
着衣水泳講習会(5・6年)
入力日
2024年7月18日
内容
日本赤十字社 佐賀県支部の方から、着衣泳について学びました。
本校周辺には、川やクリークがたくさんあります。
万が一、川やクリークに落ちた時、どのように対応すれば命を救えるか、実技を行いながら学びました。
川底に足がつきそうな深さでも、岸に戻れそうであれば、川底に足をつかず岸に向かって泳ぎます。
足をつけないのは、川底のガラスなどで足を怪我しないため、また、水草が足に絡まったりしないためだそうです。
一方、岸まで泳げない状況であれば、救助を待って、しばらく浮いたままでいることが肝心です。
衣服を着たままで浮いているのは少し難しいので、今回は、浮くための技を教えてもらい、しっかり練習しました。
ペットボトルやランドセルなど、身の回りにあるものを使うと、たいへん浮きやすくなることも知りました。
最後に、川やクリークのそばに常備されている救助用具の使い方を学びました。
ロープの片方の端を足でしっかり踏み、ロープは大小交互にわっかを作るようにして持ち、救助する人より遠くへ向けて浮き輪やポリタンクを投げます。
浮き輪やポリタンクが救助する人に届くように紐をゆっくりと手前に引きます。
浮き輪やポリタンクにしっかりつかまっていることを確認したら、川岸までゆっくり引き寄せて救助します。
これらの勉強で救命用具の使い方もたいへん参考になりました。
夏休み、水の事故はないのが一番いいのですが、もしもに備え学習したことで、万が一の時に、落ち着いて対応できるのではないでしょうか。
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