学校長あいさつ

学校長あいさつ

 

 佐賀市立小中一貫校松梅校の校長として2年目を迎えました。今年度も松梅の子どもたちのために、職員とともに精一杯頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 昨年度は新型コロナウイルス感染症による行動制限も大幅に緩和され、学校に児童・生徒の笑顔と会話が戻ってきました。以前のように児童・生徒の諸活動も活発に行われるようになり、本来あるべき学校の姿に戻った感じがします。一方、コロナ禍を経て、教育のICT化が進んだり、学校行事のダウンサイジングや精選が行われたり、教育活動の在り方や教職員の働き方にも変化した部分があります。この3年以上にもわたった試練とも呼べる経験と教訓をもとに、児童生徒にとっても、教職員にとっても、よりよい形で円滑に学校教育が進められるようにしていきたいと思っています。 

 

 本校は、今年度も学校教育目標「ふるさと松梅を担う心身共に調和のとれた子どもの育成」の下、職員一丸となって教育活動に取り組んでいきます。今年度の本校教育の重点目標として、以下の4つを掲げます。

 

①日々の授業やさまざまな活動において、児童・生徒の出番を増やし、役割を与え、承認をします。児童生徒の自己有用感を高めるような工夫をします。

②コミュニティスクールとして、学校運営協議会制度を活かした小中一貫教育、地域とともにある学校づくりを推進します。

③安全・安心な学校として、いじめのない学校、事故や災害のない学校を目指します。転入生が本校に早く慣れるような教育指導や取り組みをします。

④職員の授業実践力を磨き、児童生徒の学力の向上を目指します。また、道徳教育の推進を図ります。

 

 また、学校教育目標に謳う「ふるさと松梅を担う子どもの育成」のためには、学校の各教科の学習だけでなく、松梅の歴史·文化·史跡や景勝地について知ることから始め、 深く考え、松梅のよさを発信する活動が必要です。郷土学習「松梅学」や地域探訪遠足「松梅オルレ」、90年以上の歴史を持つ「柿むき大会」など体験活動を実施し、伝統や文化に関する教育の充実を図っていきます。豊かな自然に囲まれた人情味あふれる地域に住む子どもたちの育成のため、保護者、地域の皆様には、今後とも一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

                   佐賀市立小中一貫校松梅校 

                   校長 澁谷 健

 

 


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