学校長挨拶
入力日
2025年4月21日
内容
学校長の挨拶
厳木高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
厳木高校は、昭和26年に唐津高等学校厳木分校として開校して以来、幾多の変遷を経ながらも、校訓「若杉の訓(おしえ)」にある、節義、理想、生気、忍耐、敬愛、奉仕の精神を脈々と受け継ぎ、これまで1万人を超す卒業生を送り出してきました。その卒業生は、佐賀県はいうに及ばず、全国各地で活躍し続けています。このような中、平成30年度、不登校経験や発達障害の特性、あるいは高等学校を中途退学した経験などを持ちながらも、学ぶ意欲と能力のある生徒を受け入れる全県募集枠を新たに設置し、新厳木高校として誕生しました。現在では、充実した生徒支援体制のもと、地域と連携した体験学習を行う、全日制普通科単位制高校として、生徒たちは自然豊かな環境のもと多くの学びを行っております。
本校の目指す学校像は、『厳木町の地域資源を生かし、生徒の個性や特性に応じたカリキュラムや体験活動を通して、多様な進路希望の実現を図り、地域や社会に貢献できる心豊かな人材を育成する』『すべての生徒が安心して共に学べる、インクルーシブ教育を推進する』です。
地域に根ざした教育活動を継続しつつ、不安や困り感を抱えた生徒たち一人ひとりの個性や特性に応じたきめ細やかな支援と指導を行っています。また、地元厳木の里山再生事業や果樹・野菜栽培体験など幅広い体験活動、中学校の学び直しができる基礎科目の開設や少人数で学ぶことのできる柔軟なカリキュラムを提供しています。
本校の校章は、杉をモチーフとしています。杉は、天高く真直ぐに伸びる木です。杉のように、すべての生徒が、日々の教育活動をもとに、自らの学びを他者、社会へつなげる意欲と姿勢を持ち、社会の変化を柔軟に受け止め、地域を支え、社会に貢献できる活力ある人材となるよう、教育活動の一層の充実に努めてまいります。今後とも御支援、御協力のほどよろしくお願いいたします。
令和7年4月
佐賀県立厳木高等学校長 前田 修之
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