ウォーキング+バードウォッチングを楽しんでいます!
入力日
2022年11月30日
内容
まもなく師走、17日(日)には佐賀県知事選挙が行われます。7月に行われた参議院議員選挙に投票に行くときに、なんとなく投票所まで歩いていきました。地元の小学校のそばの公民館まで片道1kmほどですが、思いのほか気持ち良くてその日以来、毎週末の朝ウオークを楽しんでいます。最初は小画工までの往復約2kmでしたが、次第に遠くまで歩くようになり、最近は往復4kmほどの距離を歩いています。いつも会う人たちと「おはようございます!」とあいさつを交わしながら最初は歩くだけでした。しかし、次第にいろいろな鳥の姿が目に入るようになりました。学生時代には大学のサークルでバードウォッチングをしていたので、いつの間にか双眼鏡を持って歩くようになり、次には図鑑も持って歩くようになりました。
今日は「カワセミを見ましたか?」など行き交う人たちとさらにはスマホで鳥の写真を撮ったり、鳴き声を録音するようになりました。ついに先週末には50倍ズームのついたデジタルカメラを担いで歩きました。こうなると私はまるで野鳥観察のプロみたいに見えるのか、立ち止まってカメラを構えている私にいろいろな人が声をかけてくれます。
随分と前置きが長くなりましたが、週末に撮った写真を紹介します。意外とうまく取れた写真もあれば、逆光だったり近くの枝にピントが合ってしまい主役の鳥はピンボケになったり
様々ですが、どうぞご覧ください。
#まずは水辺の鳥を紹介します。
川の宝石箱 カワセミです。嘴の下側が赤い個体が雌だそうです。この個体は雄と思われます。全長約17cmの小さな鳥ですが、その存在感は圧倒的です。このカラフルな個体はまさに宝石のよう、水辺のアイドル、多くの人たちを一瞬で魅了してくれます。
#一般的には白鷺と呼ばれますが
#ダイサギ(上)全長約89cmとコサギ(下)全長約61cm、です。個体の大きさも随分と違いますが、ダイサギの嘴が黄色いのに対して、コサギは青色です。
ツルと見間違う人もいますが、ツルは飛ぶときに首をの倍しているのに対して、サギの仲間は首を曲げて飛んでいます。
#キセキレイ(上)全長約20cm、とセグロセキレイ(下)全長約21cm
セキレイの仲間たちは英語で wagtail と呼ばれます。tailは尾のことですね。wagというのはピコピコ振るという動作です。岩にとまって尻尾をピコピコ振る姿が可愛いですよ。
#マガモ(上)、カルガモ(中)、コガモ(下)
マガモは全長約59cm、その姿から猟師さんたちからは「青首」とも呼ばれています。
カルガモは全長約61cm、以前皇居のお堀の引っ越しで話題になりました。砦は珍しく雌雄おなじデザインです。
コガモはその名のとおり体長38cmほど、ハトより少し大きいくらいの小さなカモです
#オオバン(上) 全長約39mとカイツブリ(下)全長約26cm
カモたちは渡り鳥ですがこのオオバンも寒い季節になると九州にもやってくる渡り鳥です。セグロセキレイ同様、白と黒のコントラストがとっても格好いいダンディな鳥です。仲間にバンという鳥がいて、嘴から額?の色が赤いのが特徴です。
オオバンやカイツブリは水に潜って餌(小魚?)を採っています。
#たぶんイソシギ、全長約20cm、です。川なのに「イソ」シギなのか?と不安ですが、図鑑の絵を見れば、イソシギの特徴そのものに見えます(少なくとも私には)。
ここからは里の鳥たちを紹介します。
#カラスの仲間、ハシボソガラス(上)全長約56cm、とハシブトガラス(下)全長約50cmです。嘴の太さで名前が付けられているようです。ハシボソガラスのほうが一回り小さく、ハシブトガラスのおでこが盛り上がっているように見えます。
#ムクドリ(上)、シジュウカラ(中)、カワラヒワ(下)
ムクドリも冬の渡り鳥です。この写真では一羽だけですが、よく大きな群れを作って空を飛んでいます。
シジュウカラは胸にネクタイを締めているような姿が可愛い鳥です。全長14.5cm。この鳥はエナガなどほかの鳥とも一緒に群れで行動します。神社でおみくじを引っ張ってきてくれるヤマガラはこの鳥の仲間です。
カワラヒワ全長約15cm、も冬にやってきます。「キリリ、コロロ」と聞こえる鳴き声と翼の黄色いラインそして太いくちばしが特徴です。
#ジョウビタキ♂(上)全長約19cmとホオジロ(下)全長約16cm
人生で初めてジョウビタキ♂を見た時にはその体色の鮮やかさに感動しました。♀は鳥の世界ではあるあるですが、外敵から身を守るためでしょうか、地味な色づかいです。
ホオジロ♂がよく木のこずえなど目立つところで鳴いています。求愛の行動なのでしょうか?
最後に、いつも見かけるスズメ(上)とヒヨドリ(下)です。
いつも見かけるので他の鳥たちの大きさの基準になります。スズメは全長14.5cmくらい、ヒヨドリは一回り大きく27cmくらいです。スズメの鳴き声は結構かわいいですよね。
これまでに紹介したスズメくらいの大きさの鳥が意外と多くて、少し名前を覚えると楽しくなりますよ。
ヒヨドリは「ピーヨ、ピーヨ」とひなのように聞こえることから名付けられたようです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今回ご紹介できなかった鳥たちの写真が撮れたら、後日ご紹介させていただきます。
出会う鳥の種類で季節の移り変わりを感じ、たくさんの鳥を知ることで、季節をより鮮やかに感じることができます。みなさんも、ウオーキングやバードウォッチングを楽しみませんか。
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