学校長あいさつ

 

　厳木小学校は、唐津市東部の山間部にあり、美しい緑に囲まれ、清らかなせせらぎを感じる小さな学校です。令和５年度までは厳木町内に旧厳木小学校、箞木小学校と二つの小学校がありましたが、二つの学校が閉校して令和６年４月に新設の厳木小学校が開校しました。そして、校地を厳木中学校に移し、小中併設校として歩み始めました。

　本校の児童生徒数は、小学校１３４名、中学校６０名の計１９４名です。自然と人情にあふれる厳木町で育つ子供たちに、社会で活用できる学力と生活力を９年間で身に付けさせ、自らの希望する進路目標の達成に向けて、小中学校の職員が一つの組織体として協働していくという思いを込めて、『夢にむかって　学び続けようとする　子どもの育成　～地域とともに未来を拓く厳木小中学校～』という学校目標を掲げました。

　厳木町には、認定こども園、小中学校である本校、そして高等学校があり、生後間もないころから高等教育終了までを一つの町で行うことができる恵まれた教育環境があります。こうした利点を生かし、地域の施設や教育機関との連携を密に行いながら児童生徒の育成に取り組んでいます。経験豊富な地域の方々をゲストティチャーとしてお招きし、年間を通じて延べ３００人以上の方々に児童生徒の学びの支援を行っていただいています。今後も、保護者、家庭、地域、職員と共に、学校教育目標の実現に向けて取り組んでいきます。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　　前田　雅利