「Q-U」の分析と活用のための研修
入力日
2023年9月1日
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8月28日の午後は、佐賀県教育センターから教育支援課 生徒支援担当の 森元 絵美 先生をお招きして、「Q-U」を活用した学級づくりのための研修会を行いました。
「Q-U」とは、「楽しい学校生活を送るためのアンケート」(Questionnaire(質問紙)-Utilities(実用性))といって、学級集団の状態や、子ども一人一人の意欲・満足感などを測るためのアンケートです。
全国的にも多くの学校で実施されており、金立小学校でも実施しています。この調査を2学期からの子どもたちの理解やよりよい学級集団づくりに生かすために分析・活用のための研修を行っています。
本研修は、教育相談担当の村山先生の進行で進められます。
研修では、森元先生から、「Q-U」の概要、活用の目的、「Q-U」から分かることなどについてのレクチャーを受け、早速、分析の仕方について学びました。
学級担任と関係する級外の先生、支援員の先生などがグループになり、それぞれの学級や子どもたち一人一人の様子について分析を進めました。
1学期の学級や子どもたちの様子を思い浮かべながら、「なるほど!」と思うこともあれば、先生方の普段の見取りでは気付けなかったけど、「Q-U」の結果から見えてくることなど、様々な気付きがありました。
森元先生からの示唆を受けて、「なるほど、そういう見方もできるのか!」と言ったようなこともありました。ポジティブ・チェックといって、学級や子ども一人一人の「強み」を見つけるという活動も大切であると思いました。
どのグループも子どもたちのことを思い浮かべながら、一生懸命にこれまでのことを振り返り、2学期からの子どもたちとの関わり方を語り合っていました。
この研修では、途中に適宜、「テレパシー」などのアイスブレーキング(緊張をほぐすために最初に行う簡単なゲームなどのこと)も取り入れていただき、先生方の和気藹々とした雰囲気で分析に取り組んでいました。
学級担任の先生を中心に、それぞれの立場で、子どもたちのために2学期から自分ができることを考えていきます。
「宣言タイム」では、まずグループの中で,夏休みや2学期から自分が取り組みたいことを宣言します。
こうして、2時間の充実した研修が終わりました。ここで考えたことをぜひ、夏休み後半や2学期からの学級づくりや子どもたちとの関わりの中で実践につなげてほしいと思います。
最後に真島教頭先生が謝辞を述べて、この研修を終わりました。
佐賀県教育センターの森元 絵美 所員、本校教育相談担当の村山先生、ありがとうございました。