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学校は何するところ?(全校朝会のお話)
入力日
2022年5月13日
内容
5月12日(木)の全校朝会で校長がお話ししたことを思い出しながら、見てください。
みなさんは、「勉強するところ」「友達と遊ぶところ」・・・などの答えを言ってくれましたね。
「将来、なりたい夢はありますか?」と尋ねると多くの子どもたちが手を挙げてくれました。
「なりたい自分」
学校ではいろいろなことにどんどん挑戦して、ぜひ「なりたい自分」を大きくしてほしいと思います。
ある調査では、小学生の男の子に人気の職業は、スポーツ選手、警察官、消防士、小学生の女の子に人気の職業はケーキ屋さん・パン屋さん、芸能人、看護師、花屋さんなどだそうです。最近では、Youtuberやゲームクリエイターといっような新しい職業も人気のようです。
「なれる自分」
次に「なりたい自分」になるためにしっかり努力をして、「なれる自分」もぜひ大きくしてほしいと思います。「なりたい」と思っているだけでは、夢が夢で終わってしまいますので、夢を目標に代えて、今、できることを頑張ることで、「なれる自分」も大きくしてほしいと思います。前に挙げたいろいろな職業につくためにも、いろいろなことを学ばなくてはいけないと思います。
「未来の自分」
「未来の自分」は多分、「なりたい自分」と「なれる自分」が重なったところにあると思います。
例えば、その仕事につきたいという思いがあって、その仕事につくための力が備わっていれば、夢は実現するということです。
「学校は何するところ?」の答え
つまり、「学校はなりたい自分となれる自分を大きくするところ」というのが、この日のお話の答えでした。
では、「なりたい自分」と「なれる自分」を大きくするためにはどうしたらよいでしょうか。
そして、そのために、みんなに頑張ってほしいことを2つお願いしましたね。
(1) 何でも一生懸命やることが大切です。
(つまり、あきらめずに粘り強く取り組むこと)
みんな、それぞれに好きなことや得意なこともあれば、嫌いなことや苦手なこともあるかもしれません。小学校では、国語、算数、理科、社会、音楽、図画工作、体育、外国語、生活などなどいろいろな教科を学びます。それ以外でも、道徳、学級活動、さらには児童会活動やクラブ活動、たてわり活動やいろいろな学校行事にも取り組みます。
好きなことや得意なことに一生懸命取り組むだけでなく、自分が苦手なものがあっても、あきらめないで、精一杯がんばってみると、そのよさや面白さが分かったり、得意になったりするかもしれませんよ。
(2) 何のためにやっているのかということを考えながらやることが大切です。
(難しい言葉で、「目的意識」といいます。)例えば、「毎日の宿題は何のためにしているのですか?」「宿題で漢字を書いてくるのはなぜですか?」
みなさんに尋ねると、「字がきれいに書けるようになるため」「漢字をおぼえるため」・・・などいろいろな目的を言ってくれましたね。では、きれいに書けるようになるためにはどのように取り組めばよいのか、おぼえるためにはどのように取り組めばよいのかということを考えながら取り組むことで、本当にみんなの力がつくようになると思います。いろいろなことに取り組むときに「何のためにやっているのかな?」「じゃあ、どうすればいいのかな?」ということを考えるといいと思いますよ。
学習に取り組むときの心構え
みなさんには、「わかるまで、できるまで、おぼえるまで」ということをお願いしました。分からないことがあったら、先生や友達、お家の方にでもいいので、たずねるなどして、本当にわかるまでがんばること。(わからないままで「まあ、いいや」とするのは××です)
できないことがあったら、いっぱい練習して、できるようになるまでがんばること。できたら、とっても嬉しい気分になります。
「これは大切だなあ」「これはおぼえたいな」と思うことは、しっかりおぼえるまでがんばること。おぼえたかどうかを自分で自分にテストしてみたりするととても効果的です。
みなさんは、たくさんの可能性をもっている人ばかりです。ぜひ、自分の夢をもって、今、できることを精一杯頑張ってほしいと思います。
ぜひ、ご家庭でも子どもさんを励ましていただければと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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