SNSやゲームと上手に付き合っていくために(4年)
入力日
2024年1月9日
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12月21日(木)の1時間目に、4年1組の学級活動の授業において、「SNSやゲームと上手に付き合っていくために」という題材で学級担任の 武藤 晃大 先生の授業が行われました。
武藤先生の経3年研修の一環での授業です。
武藤先生は4年1組の子どもたちに事前にアンケートを実施して、SNSやゲームについての学級の実態を分かりやすく伝えていました。
家庭で過ごす時間の中でSNSやゲームなどに使っている時間や主にどのようなことを行っているのかなどについて、学級の状況を示す中で、子どもたちからは「やばい!」などの声も上がるなど、子どもたちがそれぞれに課題意識を高めていました。
そこで、本時のめあて「SNSとの付き合い方について考えよう」を子どもたちと共有して、映像資料に出てくる登場人物(小学生)の様子などから、SNSやゲームとの付き合い方を誤るとどんな生活になってしまうのかを予想していました。
武藤先生は、本校の情報教育推進リーダーでもあり、4年1組の子どもたちは日頃から一人一台端末を十分に使いこなしています。この日も自分の考えをキーボードで入力するだけでなく手書き入力なども駆使しながら、紙の上に記録する場面とICTを活用して記録する場面などを上手に使い分けていました。
また、子どもたちが記録した内容は Sky menu を使用して、即時に一覧できるようになっており、一人一人の子どもたちがそれぞれに当事者意識を高めながら、授業に参加していました。
子どもたちは家庭においてもルールを決めることの大切さやそのルールをどのようにすれば守れるのかを考えることの大切さに気付き、どのようなルールが必要かを考えるに当たって、ルールを考えるための視点をウェビングマップなどを用いて考えていました。
このウェビングマップもグループで共有されており、友だちが記入した内容も即時に自分のタブレットの画面で確認することができていました。子どもたちはグループごとにルールの視点を検討して、ルールを考えていました。
一人一台端末の画面を見ながら、主体的にルールのことを考えている子どもたちの姿がとても印象的でした。
子どもたちはこの後、みんなで考えたルールを参考に、自分自身のルールを決めて取り組むこととなっているとのことでした。(冬休みの各家庭での様子はいかがだったでしょうか。)
武藤先生も電子黒板への提示と板書を丁寧に使い分けながら、子どもたちの活動が充実し、理解や思考が深まるように工夫していました。
振り返りもFormsを使って、タブレットへの記入を行っていました。
「一人一台端末を有効に活用しつつ、SNSやゲームとの付き合い方について考える」という大変興味深い授業でした。経3年研の授業ということもあり、いろいろな先生方が参観されていましたが、もっと多くの先生方にも見てもらいたい授業だったと思います。
3学期の校内研修では、この授業を再現してのICT利活用のための研修を行うこととしています。今から楽しみです。