音読発表会(4年生)
入力日
2022年4月26日
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4月25日(月)の4時間目、4年生の国語の授業で音読発表会がありました。
校長もお招きを受けたので、参観させていただきました。
教材は「こわれた千の楽器」作 野呂 昶(のろ さかん)です。たくさんの楽器が出てくるとてもすてきなお話です。
担任の武藤先生は、電子黒板のプレゼンテーションで、子どもたちにこの日の音読発表会のめあてや気をつけることなどをわかりやすく説明していきます。
「物語を読んで、自分が想像したことを相手に伝わるように音読すること」がこの時間のめあてでした。
発表会を始める前に、グループで5分間の確認の時間です。
どのグループもタイマーで時間を意識しながら、最後のリハーサルに臨んでいました。みんな、とても意欲的で感心しました。
いよいよ発表です。それぞれ、自分たちのチーム名を紹介してから発表していました。「パワーチーム」や「協力チーム」、「ねこチーム」などチーム名もそれぞれに特徴が表れていました。
それぞれに工夫を凝らした素晴らしい音読でした。
気付いたことを簡単にコメントします。
【パワーチーム】
楽器のセリフの部分の読み方が上手で、本当に楽器が話しているようでした。みんなで声をそろえるところもよく揃っていました。マスクをしているので、少し遠くを意識して読むとさらによく声が通ると思いました。
【協力チーム1】
ナレーターの部分がとても上手で、情景が目に浮かぶようでした。全体的に声もよく通っていて、聞きやすかったので、「間」を工夫するとさらによくなると思いました。
【勉強まじめチーム】
ナレーターの落ち着いた感じと楽器のセリフの生き生きとした感じが対照的で、とてもよかったです。声の表情がとても豊かで、本当に楽器がお話ししているようでした。
【協力チーム2】
3人なので、1人の分担が多かったと思いますが、よく頑張っていました。特にセリフの部分は楽器が本当にお話ししているようにすらすらと読むことができていました。
【ねこチーム】
みんなの声がとてもよく通っており、とても聞きやすかったです。特に「チェロ」や「ハープ」のセリフがとても心がこもっていました。言葉の抑揚も上手についており、気持ちがよく伝わる発表でした。
【オレンジチーム】
3人でしたが、よく頑張っていました。ナレーターの部分とセリフの部分を上手に分けて音読することができていました。「できた」「できた」というセリフを繰り返すところなどは、だんだん強く読むなどして、気持ちの盛り上がりが伝わるような工夫ができていました。
【むっちチーム】
3人でしたが、よく頑張っていました。「~できるはずないよ」「やろう、やろう」「~できるかもしれない」等のセリフにとても気持ちがこもっており、そのときの楽器の気持ちがよく表現できていました。
4年1組の皆さんと武藤先生、とても楽しい時間をありがとうございました。
4年1組の子どもたちの音読を聞きながら、「最後に、月が聞いた音楽は一体、どんな音楽だったのだろうか?」ということを考えてしまいました。