金立っ子のやさしい心
入力日
2023年9月12日
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金立小学校で生活していると至る所で、子どもたちのやさしい行いに出会います。
1階の廊下を歩いていると、男子トイレのスリッパが1つだけ並んでいませんでした。戻ってきたときに並べようと思い、通り過ぎました。そして、2年生の教室で用を済ませて戻ってくると、なんとそこには、しゃがみ込んで丁寧にスリッパを並べている姿がありました。声をかけると、1年生の男の子でした。さすがですね。
ありがとう。金立っ子のやさしい心を見ることができました。
これはつい最近の出来事ですが、このようなことを本校ではしばしば見かけます。これは1学期の5月頃に見かけた2階のトイレです。3年生の男の子ですね。
毎朝、児童玄関前には、6年生が何人もいてくれます。登校してくる低学年の子どものお世話をしてくれたり、困ったときには、学級担任の先生を呼びに行ってくれたりしています。1学期からずっと続いています。
ときには1年生の話し相手になってくれたり、1年生の行き渋りを励ましてあげたりしています。
当番などではなく、思い思いに来てくれているようです。さすがです。
毎週、金曜日になると、たくさんの子どもたちが家庭で集めたであろうアルミ缶をたくさん持ってきてくれます。中にはご家庭の協力もあり、本当にすごい数のアルミ缶を持ってきていただくこともあり、環境美化部の子どもたちも本当に喜んでいますし、校長としても嬉しいです。
みんな特別のことをしている感じもなく、当たり前に自然と持ってきてくれているのがすばらしいです。また、決まった子どもたちだけでなく,いろいろな子どもたちが持ってきてくれるのも嬉しいです。ご家庭のご協力にも本当に感謝します。
これも昨年度に再開してから、ず~っと続いています。環境美化部の子どもたちの放送やお礼のメッセージなどもやさしい心が伝わってきますね。
時々、校長室にお手伝いに来てくれる子どもたちがいます。2年生の子どもたちが中心ですが、いろいろな学年の子どもたちが来てくれます。校長室の掃除をしてくれます。
自分たちで考えながら、普段は目の行き届かないところまできれいに掃除してくれます。
「校長先生のお手伝いに来ました!」と元気よくやってきて、楽しそうに掃除してくれるのが何より嬉しいです。
また、学校便りを地域に回覧するのに、町区別に仕分けしたり、ばらばらにならないようにホッチキス止めしたりする仕事も子どもたちが手伝ってくれます。昨年度までスクールサポートスタッフの方に行ってもらっていましたが、今年からは子どもたちが手伝ってくれます。
これも1学期からずっと続いています。地域の皆様に回覧している本校の学校便りは子どもたちが仕分けしたり、ホッチキス止めをしたりしてくれています。2年生の子どもたちにはホッチキス打ちも初めての体験で、ちょっと上手ではないのもありますが、ご勘弁ください。
登校中に道端に落ちているごみを拾いながら来てくれる子どもたちもいます。たばこの吸い殻や投げ捨てられた空缶、マックのハンバーガーの袋などなど、きっと大人が散らかしたであろう国道沿いのごみを金立っ子が拾ってくれています。
このように金立っ子のやさしい心はいろいろな場面ですてきな行いとなって見ることができます。
ご家庭や地域でも見かけられましたら、ぜひ、励ましの言葉をお声かけいただければ幸いです。