薬物乱用防止教室(6年生)
入力日
2023年12月21日
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12月21日に 6年生を対象に、薬物乱用防止教室を実施しました。
薬物乱用については、昨今、社会問題にもなっており、佐賀県でも高校生が検挙されるなど、身近に迫る危機であると思っています。また、違法薬物だけでなく、市販されている薬物などを目的外に使用するようなことも問題になっていることをご存じでしょうか。
講師として、佐賀地区保護司会の保護司 上田 京子先生にお越しいただきました。
上田先生は、「保護司」というお仕事についてもお話ししていただきました。子どもたちにとってはあまり聞き慣れない職業だったかと思いますので、よかったと思いました。子どもたちはとても真剣な様子で話を聴いたり、動画を視聴したりしていました。
この学習前半の知識編で、子どもたちは上田先生の話や動画視聴を通して、
①薬物乱用とは?
②薬物の種類は?
③薬物乱用はなぜいけないのか?
などについて詳しく学びました。
後半の実践編では実際に誘われたときの断り方などを学びました。
ポイントは「はっきりと断る」「その場から離れる」ということです。
子どもたちは、4つのNoを参考にして、自分だったらどのように断るのかを考え、付箋に書きます。
書いた付箋は、黒板に掲示したシートに貼ります。
次に、実際に誘われたらどうするのかというロールプレイングを行いました。誘い役は今年も三好先生です。とても上手で、言葉巧みに子どもたちを誘惑します。
でも、子どもたちは上手に断ることができていましたね。
最後に上田先生のまとめの話を聞きました。
上田先生の「本当に困っているときは困っていることを周りの人に伝え、相談してほしい」「周りに困っている人がいたら、相談に乗り、話を聴いてあげてほしい」という話がとても大切だなあと思いました。
この後、中学校、高校、さらには大学、そして、社会人へと成長していく過程で、今は大丈夫でも、「心が寂しいとき」「心に隙(すき)があるとき」、こんなときに悪い人が誘ってくる。そのときに今日、学んだことを思い出してほしいし、1人で悩まないで相談してほしいと思います。
最後に、児童の代表2名(駿さん、花さん)が上田先生にお礼の言葉を言いました。
今日の学びをぜひこれからも忘れないでいてほしいですね。
子どもたちが考えて書いた 自分流「断り方」です。