薬物乱用防止教室(6年生)
入力日
2022年12月22日
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金立小学校では、12月21日(水)の2時間目に、6年生を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。
講師は、今年度も佐賀地区保護司会の保護司であられる 上田 京子 先生です。
上田先生からは、薬についてのお話しに始まり、「薬物乱用」というのがどういうことなのかをみんなといっしょに考えました。
その後、薬物乱用防止の動画を視聴して、次のようなことを知識として学びました。
①薬物乱用とは?
②薬物の種類
③薬物乱用はなぜいけないのか?
動画を見た後は、学んだことのまとめをしました。
薬物乱用はなぜいけないのか。
〇人間の脳や体のいろいろな部分にダメージを与える。(元に戻らない)
〇一度やったらやめられなくなる。(強い依存性)
〇社会に及ぼす影響(犯罪であり、影響は自分だけに留まらない)
いよいよ実践編です。「誘われたら、断る」ことをしっかりできるようになるために、いろいろな断り方を学びました。
そして、自分はどのような理由で断るのかを考えて、付箋に書きました。
書いた付箋をみんなで貼りました。
そして、代表の子どもたちが学級担任の三好先生扮する「怪しい人の誘い」に対して、自分が考えた理由を添えて、きっぱりと断るロールプレイングを行いました。
最後に上田先生からのまとめのお話がありました。
【薬物乱用を防止するためには】
〇薬物乱用は身近な問題であ瑠との認識をもち、「自分には関係ない」とは思わないこと
〇誘われてもきっぱりと断る勇気をもつこと
〇気になることは友人や家族、先生などに相談すること
代表の子どもたちがお礼の言葉を述べてくれました。
学級担任の三好先生からの話があり、薬物乱用教室を終わりました。
【6年生の子どもたちの感想から】
〇薬物乱用防止教室の話を聞いて分かったことは、周りに流されて薬物を使わないということです。
〇自分がもらった薬をお母さんや他の人にあげることもダメだということを知りました。
〇私はお話しを聞く前は、「そんなこと(薬物乱用)しても何にもならないだろうなあ~」と少し思っている部分もあったけど、これからの生活に影響したり、死んでしまうこともあることなどを知りました。
〇薬物乱用について詳しく分かりました。そして、薬物のこわさも分かりました。1,2回でも依存症になるとのことなので、私は絶対にしたくありません。
〇この授業を受ける前は「覚醒剤で逮捕!」つていうニュースを見て、「怖いなあ」とは感じていましたが、なぜ使ってはいけないのかは分からなかったんですけど、今日の授業でよく分かりました。
〇薬物乱用に誘われたら、「興味がないので」「一生苦しい思いをしたくないので」と断る、強い心を持つことが大切だと分かりました。
この日は、佐賀地区保護司会からも参観に来ていただきました。重ねてお礼申し上げます。
この学びが金立小学校6年生の将来にきっと役立ってくれることと思います。上田先生、今年度もありがとうございました。事前の打ち合わせや準備から、養護教諭の野田先生、お疲れ様でした。