生徒指導についての研修会
入力日
2024年8月1日
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7月31日(水)は職員会議に引き続き、生徒指導主事の三好先生が講師を務めて、生徒指導といじめについての研修会を行ないました。内容は ①生徒指導とは、②いじめの防止について の2つです。
若手の先生方も多い中ですので、まずは、「生徒指導とは何か?」ということについても分かりやすく話してもらいました。ちょっと難しい部分もありましたが、「生徒指導」の定義と目的は次のようになっています。
『生徒指導』というと、「問題行動や問題行動を起こす子どもにどのように対処するのか」というイメージをもっている大人の方も多いのかも知れませんが、定義や目的を見ていただくと分かるように、『生徒指導』とは、「全ての子どもたちが自発的・主体的に成長するプロセスを支える教育活動である」ということが分かります。そのために、子どもたち1人1人の個性の発見、よさや可能性の伸長、社会的な資質・能力の発達などを支え、子どもたち1人1人の幸福追求と社会に受け入れられる自己実現を支えることを目的としています。
また、金泉中学校区の金立小、久保泉小、金泉中学校では、雄飛学園教育構想の下、「開発的生徒指導」ということに長年、取り組んできています。
金泉校区の学校で、「出番・役割・承認・称賛」ということをいつも心がけて取り組んでもらっていることも、この開発的生徒指導の考え方によるものです。
研修では、この後、「いじめ防止」についても、再度の確認を行ないました。
いじめ防止対策推進法に定義されている「いじめの定義」とは、「『いじめ』とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。」とされています。
金立小学校では、いじめのない学校づくりに取り組んでいくために、「金立小いじめ防止基本方針」を策定して、取り組んでいます。もう一度、いじめ防止についても、取組等についての確認をしました。
私たち教師も教育のプロフェッショナルとして、もう一度、基本的な考え方に立ち返り、これまでの自分たちの指導や支援を見つめ直す機会として、このような研修を行なっています。
三好先生、講師を務めていただき、ありがとうございました。