特別非常勤講師の授業(4年生)
入力日
2023年3月6日
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佐賀県教育委員会に届け出て、教員免許状をもたないけれど、優れた知識や技術を有する人材を非常勤講師として幅広く学校教育に活用させてもらうための「特別非常勤講師制度」という制度があります。金立小学校ではこの制度を利用して、今年度、長唄演奏家で三味線方の杵屋 五洲 (きねやごしゅう)先生に来ていただき、4年生、5年生、6年生の音楽の授業で、日本の伝統的な音楽についての授業を行ってもらうことにしています。
紹介が大変遅くなりましたが、
2月15日(水)は、3,4時間目に4年1組の子どもたちが三味線と長唄について学習しました。
4年1組の子どもたちは2グループに分かれ、3時間目と4時間目にそれぞれ、三味線と長唄について学びました。
子どもたちは五洲先生の演奏を感性を働かせながら聴き、三味線についてのお話を興味深く聞いていました。
長唄「勧進帳」の一節を実際に歌ってみました。
子どもたちは柔らかな感性で五洲先生の長唄を模倣し、長唄の歌唱にチャレンジしました。
4年生にはちょっと難しいかな・・・とも思いましたが、金立小学校の4年生の子どもたちは、感性豊かに、また物怖じもせずに、長唄に向き合っていて、素晴らしいと思いました。
歌舞伎「勧進帳」は中学校2年生の音楽の教科書で教材として取り扱われている曲ですが、子どもたちの感性が柔らかな時期(早い段階)に接することで、子どもたちの心の中に刻まれ、また、改めて出会ったときに、豊かな学びができるのではないかと思っています。
子どもたちは初めて間近に見聞きする三味線の演奏や長唄の演奏をとっても興味深く鑑賞していました。
授業が終わった後も、興味が尽きない子どもたちが五洲先生の周りに集まってきて、質問をしていました。
杵屋五洲先生、3週間にわたり、金立小学校の子どもたちのためにすてきな授業をありがとうございました。