杠先生の研究授業!!
入力日
2023年2月14日
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2月7日(火)の3時間目に、杠 彩生 先生の体育科の研究授業を行いました。
杠先生は本年度4月に金立小学校に新規採用として赴任したフレッシュな先生です。
今年度、第5回(最終回)の初任者研修研究授業を、担任する1年2組の子どもたちといっしょに体育館で行いました。
単元は「ボールゲーム」です。基本的なボール操作を身に付け、ボールを的に当てて攻めることや当てられないように防ぎ守ることを競い合う運動であり、子どもたちがルールを考えたり、作戦を立てたりして、勝負を競い合うことを楽しむことができる運動です。
この時間のめあては「チームで作戦を立て、協力して的に当てよう」です。
最初に子どもたち主導で準備運動を行いました。元気な掛け声が体育館いっぱいに響きます。
次に、チームごとに分かれてパスの練習をします。前時までにパスをするときのこつで、みんなに紹介したいことをボードに付箋で貼ってあり、それを確認してから練習に取り組みます。
「パスする相手の名前を呼ぶとよい」とか「少し山なりに投げると捕りやすい」など、いろいろなこつが書いてありました。
杠先生の指示で、子どもたちは体育館いっぱいに広がり、パスの練習を始めます。
杠先生の指示は的確で、子どもたちがしっかり聴くことができるまで「待つ姿勢」もしっかりできているので、指示がきちんと伝わっており、子どもたちの動きも機敏です。
「○○さん!」とパスする相手の名前を大きな声で呼んでいるチームや、相手のことを思いやってパスをしているチームなど、それぞれに頑張っている姿が見られました。
再び、集合をすると、相手チームを確認し、いよいよゲームを行います。このときも、コーンを運ぶ人、ゼッケン(ビブス)を取りに来る人など、的確に役割分担を指示し、子どもたちはとってもスムーズに活動に入ることができていました。
杠先生の指示の的確さも去ることながら、1年2組の子どもたちとの信頼関係が素晴らしいと思いました。
元気よくあいさつを交わし、杠先生の笛の合図で試合を始めます。
内川教頭先生はじめ、たくさんの先生方が授業参観に来ています。佐賀市教育委員会から 権藤 順子 先生も参観に来ていただいています。
ハーフタイムでは、自分たちのチームのゲーム運びを振り返り、作戦を考えていますね。
先生方も興味深そうに子どもたちのやりとりを観察しています。
作戦会議が終わると、後半戦です。
次は相手チームを代えて、もう1ゲーム行います。
4チームで2ゲームが同時進行ですので、子どもたちの作戦タイムの様子などを杠先生が把握するのがちょっと難しいかなと思いました.個人の状況を把握するためには、最後の振り返りなどで、「自分たちの作戦タイムで考えたよい作戦を書く」ように促すのもよいかと思いました。
杠先生は、子どもたちの作戦タイムに加わり、助言をしていました。
このようにして、子どもたちはボールゲームを楽しみながら、1時間の学習を終えました。
最後に子どもたちは「学習カード」に振り返りを書いていました。
1年2組の子どもたちもめりはりのある学習態度で、杠先生といっしょにボールゲームに取り組んでいたと思います。この1年間の杠先生と1年2組の子どもたちの大きな成長がうかがえる授業でした。
杠 彩生 先生、1年2組の皆さん、ありがとうございました。
ご参観いただきました先生方、ありがとうございました。
そして、お忙しい中、ご参観いただき、その日のうちに、杠先生へのご助言をいただきました佐賀市教育委員会の 権藤 順子 先生、ありがとうございました。
【おまけのちょっといい話】
ゲームが終わり、後片付けに取りかかった際、ゼッケン(ビブス)を集めて、きれいにかごに入れてくれている子どもがいました。特に指示をされたわけでもないのに、一生懸命に、また丁寧に取り組んでいる姿がいいなあと思いました。