8.28 学力向上についての校内研修会
入力日
2024年8月30日
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8月28日(水)の午前中は学力向上についての校内研修会を行ないました。
この日は、佐賀県教育センター教育支援課研究調査担当からから所員の 原 正和 先生に来ていただき、「学習状況調査の分析・活用 ~学習状況の把握・分析から指導改善へ~」という内容での研修を行なってもらいました。
4月に実施された全国学力・学習状況調査の結果(6年 国語・算数)や佐賀県小・中学校学習状況調査(5年 国語・算数)の詳細な結果が公開されたことを受けて、全ての教員が協働でその結果を分析し、2学期からの学習指導の改善に生かすことを目的としています。
前半は、全国調査の国語を分析するチーム、算数を分析するチーム、県調査の国語を分析するチーム、算数を分析するチームに分かれて、分析を行ないます。分析の進め方について、原先生からレクチャーを受けた後は、それぞれ、結果や実際の問題を見ながら、分析を進めます。
「強み」(よくできている点)はどのようなところか、「弱み」(課題となる点)はどのようなところか、誤答が多かった問題は、回答累計などを見ながら、子どもたちがどのように間違えていたのかということを分析し、その背景にある課題を考えます。それは子どもたちの課題であるというより、私たち教員の指導に課題であると捉えています。決して、子どもの責任とすることなく、私達自身の指導の在り方を考えることに注力します。
原先生もグループを回りながら、タブレットの操作の仕方や資料の見方など、てきぱきとアドバイスをしてくれています。
前半に各グループで行ったことはおおよそこのような内容になります。
後半は、低学年、中学年、高学年のグループに分かれ、前半に行った全国調査、県調査の分析結果から分かったことを出し合い、今、担当する学年の子どもたちにできることは何かということを考えました。
【高学年グループ】
【中学年グループ】
【低学年グループ】
先生方は、時間がたつのも忘れて、子どもたちのことを熱く語り、指導方法のアイディアを考えている姿が見られました。
どの学年も大変前向きで素晴らしいアイディアがたくさん出されていました。
低学年グループは、初任者の内野先生が、グループで話し合ったことを紹介してくれました。
中学年グループは、新採2年目の牛島先生が、グループで話し合ったことを紹介してくれました。
高学年グループは、新採から10年目の脇部先生(グループの中では最も若手)が、グループで話し合ったことを紹介してくれました。
いずれの先生方もわかりやすく、そして、熱く語ってくれました。それにしても、みんな説明が上手です。
最後に、原先生が、ポイントについてお話しされ、本校の取組についての助言などをしていただきました。
途中、読書の質の向上に関わって、「ビブリオバトル」のことを末次先生が説明してくれました。
最後に教頭先生が謝辞を述べられて、本研修会を終わりました。
この研修会の成果が2学期からの指導・支援に生かされて、子どもたちの学力向上につながるように頑張りたいと思います。
この研修の成果です。ぜひ、具現化していきたいですね。
佐賀県教育センターの原 正和 先生、ご指導・ご支援ありがとうございました。