初任者研修、初めての研究授業!!
入力日
2022年6月6日
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1年2組担任の杠 彩生(ゆずりは いろは)先生は、この4月に新規採用となったフレッシュな先生です。
5月31日(火)の2時間目に、杠先生初めての研究授業を行いました。
国語の授業で、教材は「とん こと とん」(武鹿 悦子 作)というお話しで、ねずみともぐらの心温まるお話しです。
本時のめあては「ねずみやもぐらのきもちをかんかえ、おんどくしよう」でした。
はじめに、扉をだれかがたたいたときのねずみさんの気持ちについて考えます。次に、それが下に引っ越してきたもぐらさんだったことがわかり、もぐらさんの言葉を聞いたねずみさんの気持ちを考えます。
杠先生の指導は一つ一つの指示がとても丁寧で的確ですので、子どもたちにとってもわかりやすいです。また、子どもたちの発言を上手に取り上げながら、大切な発言はきちんと拾い上げ、見逃してはいけない発言には、やさしく子どもにもわかるように指導を加えます。そして、指示を行ったら、きちんと子どもたちができるまで「待つ」姿勢ができているので、子どもたちもとても落ち着いています。
子どもたちも素晴らしいです。「ねずみさんやもぐらさんの気持ちを考えよう」という問いかけは「1年生には少々難しいかな?」と思ったのですが、1年2組の子どもたちは、近くのお友達と一生懸命に話し合っており、その後もみんなの前でしっかりと発言することができていました。
子どもたちは、もぐらさんが訪ねてくる場面で、ねずみさんの気持ちを「来てくれて嬉しいと思った」「楽しい気持ち」「元気になった」「こわい気持ちがふっとんだ」などと答えてくれるなど、登場した動物たちの気持ちをとっても豊かに捉えていました。
1年生なのに立派にグループでの活動もできていて、これからが本当に楽しみです。
この日は、初任研指導担当の釘本先生をはじめ、内川教頭先生、眞﨑指導教諭(初任研コーディネーター)、1年1組担任の舩津先生や2年生担任の藤松先生、3年生担任の三浦先生、教育実習生の吉住先生など、多くの先生方が参観してくれました。
佐賀市教育委員会からも権藤先生が参観に来ていただきました。ありがとうございました。
たくさん、先生が見に来て、緊張するかと思いきや、1年2組の子どもたちも杠先生もいつも通り、落ち着いて一生懸命に授業に取り組んでいました。
ねずみさんともぐらさんの気持ちを考えた子どもたちは、ねずみ役、もぐら役、ナレーター役に分かれて、音読に取り組みました。
最後に、とっても上手にできていたお友達がみんなの前で、音読をしてくれました。とっても上手でした。
杠先生にとっても、1年2組の子どもたちにとっても、とても充実した1時間だったと思います。日頃から、杠先生の丁寧な指導と子どもたちの学ぶ意欲がうまく組み合わさって授業が成り立っているのがよく分かります。
これからも、がんばってほしいですね。
杠先生、1年2組のみなさん、お疲れ様でした。
この授業の様子は「学校便り第10号」でも紹介しています。ぜひ、ご覧ください。